九割さんのアフィリエイトから転売に、という記事を読んだ。
それで一つ買いてないことがあったな、と思い出したので書いておこう。
はじめに。九割さんのアフィリエイトサイトは、私とはかなり手法というか、作り方が違う。それがいいか悪いかは完全に別の問題であって、その人とアフィリエイトの相性の問題とすら言える。
レビューアフィリエイト
言ってみれば、私はアフィリエイトとは相性が悪い。だって、「こりゃ売りたくないよ」というジャンルが「稼げる」のだから仕方がない。
私がやるのは、趣味ブログの中でアフィリエイトをやるというものなので、言ってみれば、レビューアフィリエイターである。有名アフィリエイターの中では、和田さんが一番近いと思う。
顔出しはしないが、「個性」がモノを言う。
このスタイルのアフィリエイターは、「モノ」がないとアフィリエイトができない。商材は提供していただくことも少なくないが、その場合はやはりモニターである、提供品であることの関係性の明示をする必要がある。順位をみるときに、「ああこれはあの時のあのキャンペーンのだね」というのが結構あるのだが、関係性を示していないアフィリエイターが多くてびっくりする。関係性を出してしまうと、売れなくなるからだろう。
実際には、モニターと書こうが、商品が自分にカチッとハマれば、それなりに売れるものだ。
売って私に利益が入り、広告主も私経由で安心して売れて、買った人も不満が少ない。三方良しになるのだが。
レビューしながらメルカリに出す
同時に、私は普段からメルカリを使っている。本などはAmazonマーケットプレイスに出すこともあったが、今はメルカリである。手数料が違う。(ラクマの方が手数料が安いが、あっちは人がいない)
提供品を転売するのは、違法とまではで言えないだろうが、規約違反である。これは結構見かけるので要注意。
しかし、自分で購入した商品を記事にして、メルカリに出すことには一切問題ない。
なので、私がよくやるのは例えばだが、簡単に書くとこうなる。
- 一万円で商品Aを購入して、記事をきっちりと書く
- Aをメルカリで売って、手元に八千円のこす
- 八千円で商品Bを購入して記事をきっちりと書く
- Bをメルカリで売って、手元に六千円のこす
- 六千円で商品Cを購入して、記事をきっちりと書く
- Cをメルカリで売るが、手元に三千円しか残らなかった
- 三千円で商品Dを購入して、記事をきっちりと書く
- Dをメルカリで売ったら、手元に四千円残った
という感じだ。
これは非常に良い成績のときなので、毎回こんなにうまくいくわけではない。
実際に、「相場」があるものなので、元の値段よりも高く売れることはある。しかし、元の値段よりも安くなるのが前提で、80%手元に残れば本当にものすごくいい方だ。元の値段次第だが、送料の関係で半分以下になることも少なくない。
何れにせよ、元の種銭一万円で、メルカリを使わなかったら一本しか記事が書けないところ、メルカリを使ったおかげで複数の記事を書くことができる。実際には、お金を継ぎ足し継ぎ足ししていくし、そのままお金を引き出すことができるわけでもないので、もう少し面倒なことになるのだが。
さらに、メルカリで「売る」のを前提にすると、買うべきものは見えてくるし、やはりメルカリで売りやすいものはアフィリエイトでもそれなりに売れるようにも思う。
なお、かなり「流れ」を見なければならないので、メルカリで購入してメルカリで売って赤字幅を小さくするのは結構難しいので、要注意である。
つまり、ファーストペンギンになって飛びついて、さっさと記事を書き、メルカリに出してしまうのである。
物販アフィリエイトの良さとは、良いかな?と思ったものを使用して記事を書きながら、無在庫で発送作業がいらないことである。
自分にとっては「合わなかった」、「販売会社の対応があまりよくなかった」、「検討したけれど、外した」というのは、他の購入者にとってもかなり大切な情報なのだ。
手持ちのカードは多めに
九割さんの転売は、例えば中国から何かを輸入してきて、それを日本のAmazonで売るようなタイプなのだろう。
そうではなくて、物販アフィリエイトをしながら、メルカリで手元にある商品を転売して、費用の大半をさっさと回収し、別の商品を買ってまた次の記事を作るというのもまた、一つの手である。
アフィリエイトにも「転売」にもいろんな手法があることは、覚えておいても良い。何かがダメになってもまた別のものが救ってくれることは往々にしてある。
手持ちのカードは多めにしておこう。