2023年5月末に、過去12ヶ月間に2000米ドルを稼いでいない人は30米ドル近く手数料を取ると一方的に宣言されて、Appenの掲示板上にマイナスになったという人がPayoneerのスクショを出していた。要注意だ。
私は2020年3月からAppenで稼働しているが、短期の一、二回のものもあれば、一年間みっちり稼いだ上で規約によって卒業したものも、一年以上毎月来るものも、タスクがこないまま終了したものも、採用されたはいいが少しあやしいプロジェクトなので無視したものもある。
CrowdGenに変わって、再度支払い方法を選択し直す必要がある
Appenでは、Invoiceを使って支払いを請求していた。
Appenのインボイスにアップするのは各プロジェクトで、支払うのはAppenのファイナンス部門が一括で支払う。
CrowdGenになっても、やはり私はPayoneerを経由することにした。
確かに、支払い方法は複数になっている。PayoneerからAppenから支払いを受けたことがあっても、再度登録し直して、とメールが来た。

ローカルバンクというのを開けてみる。

日本の銀行に入れる、という意味らしい。これだと手数料がすごいことになりそうだ。
PayPalとPayoneerの手数料を計算したことがあるのだが、Payoneerのほうが安い。
一方、上にも書いたがPayoneerは連続12ヶ月で2000米ドル以下の取引の場合、30米ドル近い手数料を取ることがある。私の場合は、当分Payoneerからの手数料がかからないので、Payoneerにした。

Account Numberというのは、おそらくPayoneerの米ドル口座の口座番号のことで、Routing Numberというのもルーティングとあるものを書けばいいのだろうと思って、そのようにしている。真似するのは構わないが、まだ受け取っていないので間違っていても悪しからず。自己責任で。
要注意なのは、Appenは5ドルから入金してくれていたのだが、AppenからPayoneerには3ドルの手数料がかかる。2024年11月に10月分が支払われたのだが、やはり3ドルの手数料がかかっている。ことだ。
Appenは自動入金ではない。Submitしない限りは放置できるので、私は100ドル近くないと放置するようにしていた。CrowdGenでも支払い保留を選択できるので、あまり額が大きくないときには支払い保留にするのをお勧めする。
下の方に2023年3月に、三ヶ月分を受け取ったときのことを書いているので、少額の場合を参考までにどうぞ。
銀行口座(Local Bank)を選択すると、日本円での支払いになる。聞くところによると、Wiseを経由して支払われているという噂なのでもしも日本でもWise経由の支払いなら外国銀行送金の手数料は免除されるのだが、本当にそうかはわからない。なので私はPayoneerを経由し、Wiseに米ドルを出金してタイミングを見て日本円にしている。
Payoneerは、Annual Feeがかかることに要注意
2022年5月から、12ヶ月で2000ドル以下の場合は、29.9ドルの年間手数料がかかるようになった。
私は12ヶ月間の合計が2000ドルを切ったのが2023年11月。12月に予告なく自動で引かれた。今の予定では、2025年12月までは問題ない。その後どうするかはわからない。
いつ辞めてもいいやと思っているので。
インボイス
インボイスにアップするのは各プロジェクトだが、手動でアップしていくプロジェクトも存在する。
月末締めで翌月頭にインボイスをこちらからSubmitし、支払うのはAppenのファイナンス部門が一括で支払う。支払日は毎月14日前後。2020年4月から支払いが始まっているが大抵14日よりも前に支払われる。
稼働したら必ず支払われるわけではない。100ドル未満で手数料を考えて請求しなかったこともある。
支払いの記録
空欄はメモがない場合。
2024年
締切日(PST) | 支払日(日本時間) | |
1月分 | 2/6 | 2/14 |
2月分 | 3/6 | 3/14 |
10月分 | 11/13 | |
月分 | ||
月分 | ||
2023年
2023年1月は稼働せず。2月分を2022年11月分・12月分と合わせて請求した。5月分を3月分4月分と合わせて請求した。7月8月は稼働せず、9月分は6月分と合わせて請求した。
締切日(PST) | 支払日(日本時間) | |
2月分 | 3/6 | 3/14 |
5月分 | 6/6 | 6/14 |
9月分 | 10/14 | |
10月分 | 11/6 | 11/14 |
11月分 | 12/6 | 12/14 |
12月分 | 1/4 | 1/12 |
2022年
11月と12月は稼働していないわけではないが、合計100ドル未満なので請求していない。
締切日(PST) | 支払日(日本時間) | |
1月分 | 2/3 | 2/11 |
2月分 | 3/3 | 3/11 |
3月分 | 4/5 | 4/13 |
4月分 | 5/4 | 5/13 |
5月分 | 6/5に延長された | 6/13 |
6月分 | 7/6 | 7/14 |
7月分 | 8/3 | 8/12 |
8月分 | 9/6 | 9/13 |
9月分 | 10/5 | 9/14 |
10月分 | 11/3 | 11/11 |
2021年 (11月はAppenでは稼働していない。)
締切日(PST) | 支払日(日本時間) | |
1月分 | 2/1 | 2/12 |
2月分 | 3/12 | |
3月分 | 4/3 | 4/12 |
4月分 | 5/6 | 5/14 |
5月分 | 6/5 | 6/14 |
6月分 | 7/3 | 7/13 |
7月分 | 8/6 | 8/14 |
8月分 | 9/3 | 8/13 |
9月分 | 10/5 | 10/14 |
10月分 | 11/3 | 11/12 |
12月分 | 2022/1/15 | 2022/1/14 |
2020年
締切日(PST) | 支払日(日本時間) | |
3月分 | 4/15 | |
4月分 | 5/3 | 5/14 |
5月分 | 6/3 | 6/12 |
6月分 | 7/3 | 7/13 |
7月分 | 8/5 | 8/14 |
8月分 | 9/3 | 9/12 |
9月分 | 10/5 | 10/13 |
10月分 | 11/4 | 11/12 |
11月分 | 12/3 | 12/11 |
12月分 | 2021/1/6 | 2021/1/14 |
前後することはあるし(これまでのところ比較的前倒しのことが多い)、すぐに引き出せるわけではないのでギリギリの資金繰りにはしないようにされることを強くおすすめする。
自動で計算されるものは、なんだかんだ最後に収支を合わせてくる
時間を自動で計算するタイプのプロジェクトがある。
あるプロジェクトではは毎週一度計算してアップデートされ、月の最終週に関しては翌月の頭に計算されたものが出てくる。ところがこれが狂っていていることがあり(最終的には修正された)、きちんと自分でメモしておかねばならない。
インボイスのアップデートにも結構、エラーが出るものらしく、あるプロジェクトでは「この日にアップします」がどんどん延長されてソーシャルが非難轟々になった。
ソーシャルでベテランさんは「割によくあること」と書かれていて「数年働いているけれど支払いが遅れたことは数回あったかな」ということで、え、遅れるんだ…と引いた。
ただし、これまで2022年10月支払い分までのところ、自動で計算されるものは自分のメモとほぼ変わらない時間ばかりだったし、インボイスのアップデートが遅かったものはあるけれど期日通りもしくは期日よりも前に支払われているので文句はない。なんだかんだ最後に収支を合わせてくるのが、欧米系と言えばそうだ。
インボイスのアップデートが遅れたらさっさとSubmitすることにしている
実際に、Appenの各プロジェクトによるインボイスのアップデートが遅れたものがある。
下に書く通り、インボイスのSubmitには期限があって、期限通りにsubmitしないとその月の支払いが遅れる(らしい)。期限を超えてsubmitしたことはない。
それが嫌だったので、一つのプロジェクトの自動アップデートが遅れていたのだが、期限の前にさっさとsubmitすることにしている。
また、SubmitしてApprovedになってようやく、Bonusとして支払われる(何が、かは聞かないでほしい。比較的参加しやすいプロジェクトなので、参加したらすぐにわかる)というプロジェクトにも入っているので、遅れてSubmitするのは本当に嫌なのだ。
多分、大抵の場合は「さっさとSubmit」が正解ではなかろうかと思う。その、Bonusがつくものを除いて、このようになっていた。
- Submit – Approved – Payの三段階のうち、Payの手前で追加される場合
- 翌月に先月分と追記されて付けられる場合
の二つを経験した。
なので、Submitの期限が来る前にさっさとSubmitしてしまうのが正解と考えている。
自分で計算するもの
もう一つの種類は、自分で計算するものがある。
自分で計算するタイプのプロジェクトの場合は必ず記録を取っておくこと。
2021年の3月の下旬に稼働を始めた。これは一年間の期限があるものだった。2021年の3月下旬までの間きっちり働くことができた(一年間を待たずにクビになる人は非常に多い)。
このパターンでは仮にすでに他のインボイスが入っているときには、Modify Invoiceから入って日毎にいれていく。
ポカをするとディスカウントされるらしいので要注意である。私はディスカウントされたことがないのが自慢である。
インボイスの提出&確認には期限があるので要注意
インボイスは提出する日が決められている。
March Invoice Submission DEADLINE 4/5/2020
というような告知が出るので、要注意。
この日よりもサブミットが遅れた場合は、毎月14日前後の支払日ではなく、30日以内の支払いサイクルに入ると理解している。
インボイスのSubmit
Edit this Invoiceを押すと下の方にSubmitボタンが出てくる。これをクリックすると、
You didn’t have hours uploaded for undefined projects (which are uploaded by project managers). If you submit your invoice, you will not be able to add in any more hours for this pay period. If you believe that you are missing hours from these projects, please contact your PM. Are you sure you mean to submit your invoice?
と警告が出たが、これはそのままSubmitするしかあるまい。
ボタンをプッシュすると、Ready For Review になった。
期限から1日半くらいでこれが通って、Approvedに変わった。(もちろん、メールも来る)支払われると、Paidに変わる。
実は、3月は、自分で計算するタイプのプロジェクトにおいて、初めの一週間にいくつかポカをしてしまった。ポカした分をメモしてなくて計算できず、減額されたらそれを呑むつもりで一応満額請求したのだが、これが全部通った。初回ボーナスで目こぼししていただいただけだろうと思っている。二ヶ月目以降にそういう期待をしてはいけない。もしくは、ポカを繰り返した以降の私の仕事ぶりに満足してもらっていて、それでミスしたんだなと思ってもらえたのかもしれない。
少額なのでわざとサブミットせずに三ヶ月分を一度に請求した
2022年は10月まではかなりおいしいタスクがあったのだが、11月からは激減してしまった。それもあり、2022年11月は10ドルくらい、2022年12月は5ドルくらい、2023年1月は稼働せず、2023年2月に80ドルくらいになっている。(私は「おいしい」ものしかやらないことにしているのでそうなっているだけだ。2023年3月は出かけていて掴み損ねたおいしいものもあった。今でもないわけではない)
溜め込んだ理由は、Appenは5ドルから引き出せるのだが、Payoneerでは一度に3ドルの手数料がかかってしまうからである。
例えば、5ドルを請求したら、3ドルの手数料が引かれて、2ドルしかPayoneerに支払われない。10ドルを請求したら3ドル引かれて7ドルになってしまう。三ヶ月分を毎回請求すると、3×3で9ドル取られる。合計95ドルなので、9ドル取られて86ドルにしかならない。だが一度に請求すると3ドルだけなので92ドル。6ドルとられずに済む。1ヶ月に2000ドルいく場合ならあまり気にならなくても、1ヶ月が5ドルくらいの時には大変気になる。
2023年2月稼働分はPayoneerの手数料3ドルがクライアントから支払われるプロジェクトを1つだけ含んでいたので、3月に3ヶ月分合計94.86ドルを一度に請求した。Payoneerでは100ドル未満は1ドル手数料を引くのだと聞いていたのだが、このようになった。(スクショはPayoneer)

3ドルの手数料は毎回必ずかかる手数料だ。少額ゆえにもう1ドル引かれると思っていたのだが引かれていない。あれは怪しい取引の防止用だったようなので、AppenがPayoneerの大口クライアントだから、かかっていないだけなのかもしれない。
何れにせよ、少額の請求しかない場合、Appenにためておいて一度に引き出せば手数料が節約できるというものだ。ただし、その場合はAppenを信用しないとならないので、あまり信用できないと思うなら毎回請求したほうがいい。
また、Payoneerも銀行に引き出すのに最低額があって、米ドルは50ドルなので、その点も要注意。この場合もPayoneerを信用しないとならないので。もちろんPayoneerは日本の預金保護の対象外だ。
Payoneer
この支払いは、Payoneerのアカウントにて行われる。

AppenからPayoneerに入れられる時に少し手数料で引かれる。翌日にPayoneerのキャンペーン(このときは登録後トータル1000ドル以上入金完了で75ドル)で75ドル支払われている。ここから日本の銀行に入金される。
AppenからPayoneerへの支払いの手数料は3米ドルだった。これは固定なので、稼げば稼ぐほど支払い手数料の比重が軽くなっていく。ありがたい仕組みだ。
>>Payoneer
実は、とあるプロジェクトではこのPayoneerへの手数料の3米ドル分を毎月支払ってくれる。この手のプロジェクトは、私の知る限り三つあり、兄弟関係にある。参加資格を重複して得ることはできるのだが、実際にある月に稼働できるのはその中の一つだけなので、3米ドルの手数料も重複して複数もらえるわけではないと思う。(他のクライアント企業のプロジェクトで、3米ドルを支払ってくれるものがあるなら重複できると思うが、今のところこの三兄弟プロジェクトしか知らない。)
過去12ヶ月間に2000米ドルを稼いでいない人には手数料がかかるようになったので…
Payoneerそのものの口座開設は無料。口座維持も(動かしていれば)無料だったのだが、2023年6月に、過去12ヶ月間に2000米ドルを稼いでいない人は30米ドル近く手数料を取ると一方的に宣言されて、Appenの掲示板上にマイナスになったという人がPayoneerのスクショを出していた。フィリピンの人のようだったので30米ドルは大きい額だろう。
私の場合は、2022年はかなりうまく隙間時間を使えた。2022年4月は1500ドル稼いだ。このときは何もかも上手くいって時給30ドル平均だ。これは2022年6月、9月、10月とそんな感じだった。
2022年6月からの12ヶ月に2000米ドル以上の入金があったわけだ。
だが2023年はGAFAMいずれもプロジェクトを一気に減らしたようで、おいしいプロジェクトが随分と減った。上にも書いているように、三ヶ月間で100米ドルくらいだ。仕方がないから美味しくないがコンスタントに収入があるものを、と思ったのだが、そのプロジェクトが終了した。
Payoneerに海外のアフィリエイト収入が入るようにしてみたが
Payoneerは、例えば日本にいながらアメリカ国内からPayoneerの米ドル口座に米ドルが入るようにできる。
なので、海外のアフィリエイト収入も受け取れるように設定してみたのだが、どうなるだろうか。
為替手数料はあまりよくないが、日本の支社が日本の銀行から入金してくれるところは、銀行は特に外貨送金の手数料を取らなかったので、それはそのままにしている。日本の銀行から入金してくれるところは、やはり日本は一つの市場だと思っているようで結構稼げるが、他のところはまだ最低入金額に満たないのでどうなることやら。
もしも2024年4月までの間に、Appenで他の美味しいプロジェクトに参加できなかった場合や、2000米ドル稼げなかった場合には、Payoneerも閉じてAppenも一度やめるかもしれない。海外アフィリエイト収入もきちんとPayoneerで受け取れることがわかればPayoneerのアカウントはそのまま、Appenもそのままダラダラ続けるだろう。外貨送金の手数料(バカにならない)が二つ三つかかると、30米ドルどころではなくなる。
銀行口座の登録が必要
Payoneerに開設するためには、銀行口座の登録が必要だった。なので、これに出金したかったのだがうまくできない。仕方がないので、出金画面からも登録をしてみた。

その前の画面のスクショをしていないのだが、上の画面の色がない状態だった。追加することにより、ようやく色がついてくる。アカウントの承認は、このときは1時間で行われた。
登録後の画面がこちら。

一応、1000ドル出金するようにしてみた。

翌日に105,996円が銀行に入金された。
円で支払われるわけではないので、どうしても為替変動の影響は受ける
現在変動が激しい。いつ出すのが一番メリットがあるやら・・・と思い、必要だった10万円は銀行口座に入れたが、その後はいつ出せば良いのだろうかと思案するうちに5月になってしまった。という具合だ。
1円変われば、1000ドルなら1000円変わる。それをどう思うかは人それぞれであろう。私は1銭でも多く受け取りたい。私はタイミングを見つつ、50ドルから100ドルずつ円に変えている。
やはり、緊急にお金が必要な人が時給に惹かれてAppenをするならば、時給は悪くても、入金が早いもので当面の生活費を稼ぎ、並行してAppenでプロジェクトに採用されるようにアプライして、採用後入金が始まればAppenの比率を上げていくといいと思う。
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これからプロジェクトに申し込んでいく段階ならば、こちら↓だ。
Qualificationの段階までいけているなら、こっち。