Appenでは本体に申し込むだけでは契約はできない。何でもいいのでプロジェクトに採用されて初めてAppenとの契約ができる。
(Appenというのは、オーストラリアの会社で、GAFAMのウェブ評価・ウェブサイト評価・AIの育成のためのデータ収集などの人を集める会社です)
>>Appen
本当に美味しいプロジェクトが多いのだが、これに採用されるまでにかなり時間がかかる。
用意すべきもの、準備すべきものがあるのだが、それはお済みだろうか。まだという方は↓も合わせてどうぞ。
今はこのご時世で、クライアント側もリモートワークその他で、リソースがあまりさけないのかもしれない。2020年1月に申し込んだ私はギリギリだったのだと思う。
これまでのところ、採用されても、一ヶ月もプロジェクトに入れなかったものもある。この日に今回のプロジェクトを開始しますと書かれているのに、開始されなかったものもあれば、稼働前に「十分データが集まりました。みなさんありがとう」となることもある。
月末に締めて、翌月の半ばに振り込んでくれるという話だが、そもそもプロジェクトに採用されるまでにそれなりに時間がかかる。そのため、今すぐお金が欲しい人は別のことを考えよう。そして並行してAppenを始めると良いと思う。
まず、プロジェクトに採用される必要がある
登録申請が通ると、Thank you for completing the required documents. で始まるメールがくると思う。これで働けるわけではないから、Congratulationsではない。
Appenとの契約を結ぶにあたっては、まずは一つでいいので、プロジェクトに採用される必要がある。
All Projectの中から、任意のものを選んでQualifyをクリックして欲しい。
コードネームのプロジェクトで、中身を見せればどこの会社の何に関係するのかがわかる。Above Averageというのは、処理しなければならない「全体量」のこと。個人で処理しなければならない量ではないと思う。
この右側にあるQualifyをクリックすると、Active Processes になる。
画面の上に赤い字で「You have X active processes」と表示されるところからクリックするとそこに飛べる。執筆時点で私は11個、プロジェクト採用が進んでいない。
採用審査のテストに落ちた場合は、ここのProcessesから消える(本当に消えた)。残念でした、というメッセージが来ることもあれば、来ないこともある。
>>Appen
テストについて
プロジェクトに入るにあたって、テストを受けねばならない。似たようなジャンルなのか、一つのテストに合格したら別のプロジェクトにも採用されたこともある。
テストを受けるときにIPアドレスを記録されるので、「自宅の光回線」で行い、できるかぎりそこを通してAppenに参加する方が良いのではないかと考えている。
テストのリンクはメールということはある
実は、AppenのHPからテストに入れるわけではないことはたくさんある。
テストに入るリンクは、メールだけということも何度もあったので、HPだけ見ていると見逃してしまう。
プロジェクトによってテストはいろいろ。自分にとって向き不向きがあるから、気にせずどんどんやっていこう
プロジェクトによっては、Confidentialと書かれたマニュアルを渡されて、そのまま模擬的なプロジェクトに進み、そこで90%くらいの正解率でないとそのまま消える。このタイプをAタイプとしておこうか。
アメリカの、とある州限定の知識がインターナショナルモードでも出てきたのは、このタイプ。
プロジェクトによっては、やはりConfidentialと書かれたマニュアルを渡されて、「こういう場合はどうしますか」の四択が10問くらい並んでいて、これが満点なら採用される。これはマニュアルの読解だから英語が読めれば解ける。これがBタイプ。
おそらく、前者はコンスタントにお仕事がありそうだし、後者は簡単な分だけ採用人数が多くて採用されてもプロジェクトに入るためのツールがなかなか配布されないこともある。
それでも、無理せずに。
相性はあると思うし、たくさんプロジェクトはあるので、気にする必要はない。
採用されるまでは、どんどんアプライしていけば良いと私は思う。
私のやる気がないから仕方がないのだが、実は、登録審査が完了してからテストに合格するまでに、一ヶ月かかっている。テストとしては確か三つ目。
このQualificationについては、2021年にAppenに採用されて一年になるなあと思って、書いてみた。
空きがあるプロジェクトへのお誘いメールがくるので、参加してしまえ
「このプロジェクトに空きがあるのでテストを受けませんか」、というメールが来ることがある。
このInvitationが来たからといって、すぐに稼働できるわけでもない。
短期プロジェクトの写真・音声(つまりAI養成のためのデータ収集)の場合は、結構そのまま稼働できるようだ。ただ、参加資格を得てようやく値段がわかることや、はっきりとした中身がわかることもあり、え、そんなもろに個人情報をたったこんな値段で?ということは多いので、やらないことの方が多い。
空きがあると言われたプロジェクトにはかたっぱしから参加申請をしてテストをうけると良いと思うが、やるかどうかは別だ。
テストに合格すると、ようやくAppenと契約できる
テストに合格したら、メールが来る。ここにConglatulations!と出てくる。
Dear FITSTNAME FAMILYNAME,
Congratulations on qualifying for your first project!!
(略)
Best Regards,
The Appen team
ここで、サイン(名前を打ち込むだけ)して、Appenと本契約が完了する。そこからはかなりすんなりといく。
これに前後して、プロジェクトの参加申請が通ったというメールもくる。
採用されてもなかなかプロジェクトに入れないものもある
せっかく採用されたのに、プロジェクトに入れないものがある。一番初めのものだった。これは「これをやりたい」と思って参加したものだった。
1週間たっても「メールで送る」と言われたツールが配布されない。配布されるまでに4週間かかった。
Appenでは質問はTicketを切るので、質問してみた。
おそらく、そのプロジェクトはやはり人気らしく「あなたのロケーションでは今空きがない。空きができたらツールを送るから、他のプロジェクトをやってて」と返信が来た。最終的には稼働できている。
こういう質問は日本語ではなく全て英語なので、英語でやりとりができない人にはおすすめできないということ。
プロジェクトに採用されるまでに時間かかかるので、今すぐにお金が必要な人は、Appenではないもので当座をしのごう。それでも、Appenは稼働始めるとかなりおいしい。
次に読んで欲しい記事
もうすでに準備すべきものは全て準備しておられるだろうか。
Qualificationについてもう少し詳しく書いているので、こちらもどうぞ。