アフィリエイトの仕組みについての話

今回は、このシリーズ第一回目として、ブログで稼げると聞いた、アフィリエイトで稼いでみたいという人に、まずアフィリエイトの仕組みについて説明する。

寝転がって気楽に読んでくれれば良いのである。

アフィリエイトとは、商品を紹介して広告主から紹介料をいただくこと

アフィリエイトの仕組みというのは、簡単にいってしまえば、「リンク(コード)」からオンラインストアに飛んでもらい、そこで購入してくれたら紹介料をあげますよ、という仕組みである。

これがオンラインストアではなくて、お店(美容院やエステなど)の予約のこともある。来院・来店で紹介料をあげます、契約後に紹介料をあげますよということもある。

いろんな言い方があるが、アフィリエイトサイトは「メディア」「パブリッシャー」などと呼ばれる。紹介コードをくれる会社が「広告主」である。その間に入る「ASP」という会社も存在する。ここのところは、別で説明するので、今は特に覚えなくても構わない。

クリックごとに報酬があるものもある

Googleのアドセンスなどが典型例だが、購入とは関係なく、クリックしてくれたら報酬をあげますというものもある。

これもアフィリエイトの一種だと私は考えている。

このサイトでも活用している。スマホで見たら下の方にバナーがある。これはクリックごとにいくらというタイプの広告である。

「スマートホン用の、オーバーレイという形式の広告」でもある。

後々アドセンスではない理由を書く予定だが、このサイトではアドセンスではなく、忍者admaxを使っている。

ブログで稼ぐ、アフィリエイトで稼ぐためには、記事を書いてナンボ

このシリーズで、「ブログで稼ぐ」「アフィリエイトで稼ぐ」というときには、二つのことを意味している。

一つ目は、自分が作ったアフィリエイトサイトに、商品やサービスを紹介する記事を書き、紹介コード・リンクをはりつけ、紹介料をいただくこと。

二つ目は、アドセンスのような、クリックごとの報酬の仕組みを活用してお金をいただくこと。

できる限り、どちらについて書いているのか説明しながら書いていこうと考えている。

アフィリエイトサイトって怪しくない?変なの多いし。

アフィエイトの仕組みを書いてもなお、サイト(ブログ)で稼ぐと言うと、怪しいのではないかと警戒する人がいると思う。

実際問題、怪しいアフィリエイトサイトは山のようにある。

「ブロリコ・ゴリラ」あたりでググってみて欲しい。

https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/ishi-sasho-blog-uragawa

この件は個人(とはいえ、この人は当時ブロリコの販売会社の社員だったかな?)が、医師国家資格なしに内科医を装って根拠のない記事を書き、紹介リンク式のアフィリエイトを行なっていた。

これをやっているのが個人とは限らない。

私はAppenというオーストラリアの会社を通じてウェブサイト評価・広告評価を行っている。読み飛ばしてくれていいのだが、興味がある方は↓

要するにだ。

ウェブサイト評価の過程で、私は普通の人よりはいろんなサイトを見てきている。その、見てきた中には誇大広告気味のアフィリエイトサイトがあって、調べてみると一部上場企業がやっていて、実に大きなお題目を掲げておられた。Appenの評価はガイドラインが存在していて恣意的に何かすることはないので、信頼して欲しい。ガイドラインに従って処理し、消費者庁に通報しておいた。

アフィリエイトの仕組みが悪いのではなくて、悪用する人間がいるということである。

各プラットフォームがアフィリエイトサイトをどう扱うかの内部情報は出さない。ただし、ウェブ評価をしている人間がいまだにアフィリエイトをしていることに何か思う人はいるかもしれない。

あのサービスもアフィリエイトの仕組みを使っている

ポイ活などが流行っているのだが、ポイントサイトは、ポイントをあげると言って人にリンクから飛んで物を買ってもらう(サービスを契約してもらう)のだが、ちょっと考えて欲しい。そのもらえるポイントの原資は?そう。アフィリエイト。たくさん送客しますよと言って、他のアフィリエイターよりも高額のアフィリエイト報酬をもらって、それを原資に還元している。

@コスメのレビュー部分からアットコスメストア以外のお店に飛べることがあるのだが、あれもアフィリエイトの仕組みである。

価格コムでは、オンラインストアの価格が一覧で出るのだが、あのリンクもアフィリエイトである。

そうしてみると、アフィリエイト=怪しいもの とは限らないのがわかってもらえるだろうか。

アフィリエイトが悪いのではなくて、アフィリエイトという仕組みを使う人・組織が玉石混交なのである。

自動販売機になってくれるので、アクセスさえあれば寝込んでいても稼げる

私は2012年にアフィリエイトを始めたのだが、実は2011年の夏に私は病気で倒れてしまって、外を歩けるようになったのが11月だった。

心の病気ではなく、虚弱体質なだけなのだが、あの年なので焦燥感もあった。そこで助けてくれたのがインターネットとアフィリエイトだった。人から請け負った仕事もしていたのだが、そこからアフィリエイトを本格的に始めた。知ったのは実は2005年くらいかな。楽天のレビューから買ってくれる人がおられて、あの当時30円くらい稼げてびっくりした。

それから10年、寝込むことは何度もあった。寝込んでいても、アクセスさえあればお金が入る、自動販売機だ。

そして2020年に実は入院もした。流行りものとはいっさい関係なかった。ただ、主戦場が影響を受けて、今でもアクセスは最盛期の20%くらいではある。でも、ゼロになったわけではない。

ある程度作り上げてしまえば、メンテナンスは必要だが、そこで細々と稼いでいける。

アフィリエイトさまさまだ。

次は、こっちを読んで欲しい。

まずは、用意するもの。何にもないところから始めることはできないのだ。持っていたら話は早い。