2016年ごろから、アフィリエイトブログを書くときに参考にするために本を買った。
2022年でも役にたつかなあと思う本を上げておく。情報商材は安くても2万円を超えるが、ここに挙げた本を全部新品で買っても2万円もしない。情報商材のすべてが悪いわけではない。
とある情報商材屋さんが「学ぶところが一つでもあれば良いという考え」と書いていた。ここには私も同感である。大抵どんな情報商材でも反面教師などで一つは学ぶところがある。
ただし、3万円弱の情報商材を買って学ぶところが1つというのはなかなかひどい話だ。3000円の本を一冊買って読み込んで、メルカリに出した方がはるかにコストパフォーマンスが良い。
全てが全て永遠に使える情報というわけでもない。Amazonには、Kindle Unlimitedといって電子書籍読み放題プランがあるのだが、アフィリエイト本は結構そこに出ている。大抵30日間お試しキャンペーンをしている。その間だけでもいいので、Kindle Unlimitedに入って、がっつり読んでみるのもおすすめだ。情報商材を買うよりもコストパフォーマンスが良いのではないかと思う。
サイト設計関連
「情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論」a-ki著
Kindle本。Kindle Unlimitedなら無料で読めるので、お手軽だろうと思う。
オーソリティーを目指そうという方向は2022年にも通じると思う。私が唯一無二のサイトを作ろうと書いているのだが、それはこの本があってこそだ。
そういう本なので、テクニカルな具体的なものを求めていた人は「抽象的でわかりにくい」と言うだろうし、概念を求めていた人は「具体的でわかりやすい」というと思う。
ただし、ほったらかしは無理だ、メンテナンスは必要だと私は付け加えたい。
「プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト」鈴木利典著
身も蓋もないタイトルだ。
月に1万円でも2万円でも稼いでいる人に向くように思う。「超かんたんアフィリエイト」というのは、多少言い過ぎのような気もする。こつこつと積み上げていきましょう、という本だ。その部分は2022年でも通じるかなとは思う。
ただ、2016年と2022年の難易度は異なる。
>>プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト
Kindle Unlimitedでも読める。
実はこの本を読んでむしろ私がひらめいたのは「ウェブ解析士の資格」ということだ。解析の部分にふむふむと思った。
「ミニサイトをつくって儲ける法 ほったらかしでも月10万円!」和田亜希子著
かなりいやらしいタイトルだが、著者がタイトルをつけるわけではないのかもしれない。最終的に責任を負うのは著者になってしまうだろうけれど。
中身はかなり堅実である。
・なんちゃって企画書
・サイト構成のメモ
・ミニサイト作り実況中継
というのが参考になった。
特にサイト構成のメモは、どんな趣味ブログにするのかを考えるときに使えると思う。
いわゆる「ペラサイト」が流行したことがあるが、ミニサイトとは充実した「ペラサイト」かなとは思う。
副題で「ほったらかしで月10万円」とあるが、それは著者の「ビアガーデン」だろうか。これは毎年のメンテナンスが必要で、ほったらかすわけにはいかない。
また、稼ぐところが書かれていないので手落ち感があるのは否めない。
儲けるためには、「作ったよ→広告を貼る→儲かる」という3ステップが必要なのだが、月に10万円を稼ぐためには相当な数が必要だ。
和田さんもかなりの数のミニサイトをおつくりになっている。このメンテナンスコストは相当なものだと思う。
新規ドメインは今は厳しいので、同じドメインの下のサブディレクトリに作っていくのがベターなテクニックかなと提案しておく。
ただ、同じブログの中で、カテゴリー毎に完成させていく方が2022年の私は好みだ。
解析
ウェブ解析士認定試験公式テキスト
上の鈴木さんの本でウェブ解析士というものを知った。2018年版を私は持っている。
ウェブ解析士として稼働するつもりがないなら資格を取る必要はない。資格を取ってもどこまで稼げるものかも知らない。国家資格でもなんでもなく、私的団体の資格だし。
私は自分のブログの解析について学びたくて、学んだ。解析の情報についてしっかり網羅されている本だと私は思う。
2022年1月現在、2021年版が一番新しいようだ。思い立ったら吉日で、今売っている最新版を買えば良いと思う。
SEO
「確実な収入のための1日1万SEO」櫻井麻衣子著

SEOについて、私はほとんど無知といって良いほどです。SEOの本はこれまで一つも買ってませんし、情報商材やセミナーも一切受けていません。ただ、ネット上に落ちている情報で良さそうなものを拾う程度です。していることは、
・Meta Discriptionを書く
・SNSに流す(ものによっては流さない)
・内部リンクをはる
というオーソドックスなものです。最低限のことだし、もはやSEOもクソもないですね。何かもう少しできないかな、と思い、買ってみました。「上位表示だけじゃない」というのが琴線に触れました。
中身としては、そんな私から見ても正直「目新しい」ものはありませんでした。
ただ、買って良かったな、と思うのです。というのも、ネット上に落ちている情報はばらばらなんですね。
もう少し「何か」工夫ができないかな、と思っているときに検索していると時間がかかります。この本が一冊あれば、パラパラめくって「これまだしてないな」「これ、もうちょっと増やしてみようかな」「これはこのサイトには必要ではないな」と判断することができます。
結局、買って良かったかな、と思っています。
マーケティング本
「ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則 」谷本理恵子著
プリンセスマーケティングと言えばこの人。もともとアフィリエイター出身だそうだが、この本はアフィリエイト本ではなくて、むしろネットショップ向けである。
要するに「自分の商品を買う客と対話をしろ」という話だ。
私は男性・女性と切り分けてもどうしようもないと思うのだが、自分自身の購買パターンが言語化されていて面白い。
具体的に言えば、キモい化粧品広告を作っても買います?買わない。
でも、毛穴とか。目の下ブヨブヨとか、キモすぎて買われないよね…という広告が多すぎるのだが、ずーっと存在されているということは買われるの…?北のナントカとか自分のサイトに広告が表示されるだけでも嫌なんですが。
と思ってたわけだ。少なくとも、品位として、自分がキモいと思うものは作りたくないなあと私は思う。(それを貫けるのがネットの良いところでもある)
>>ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則
この谷本さんのシリーズはかなり読んだ。
その他
比較的お勧めするのが、SEO会社さんの無料セミナーだ。
例えばアフィリエイトフレンズを経由して、FaberさんのSEOセミナーも受けた。こっちは、サービスの営業の一環でもある。ミエルカなどは個人ブログには過剰だと思うのでそこは要注意。月に100万円稼げるようになったら話は変わるかもしれない。
他にはサイバーエージェントの木村さんのSEOセミナーも受けた。こっちは知識を社会に還元するという感じであった。