書くことはできる。だが人を集められない、つまりPVが上がらないという人から、に向けての記事である。記事の方向性の修正をして欲しい。
毎日1000字以上の記事を1記事コンスタントに書くことができるようになる以前の話なのかもしれないが、そもそも書けない人にはこんな話をしてもどうしようもない。書けるようになってから戻ってらっしゃい。
その前に、私はAppenでウェブ評価、ウェブ広告評価を行なっていることを明らかにしている。そのため、この記事の中には、裏技的な何かがあるかと期待される方がおられるかもしれない。先に申し上げておくが、そのようなものは一切ない。
あくまでも、ブログアフィリエイターとしての10年のキャリアからのものを書く。
ブログの話を読みたい人は下のリンクは飛ばして欲しい。ただし、Appen??と思われた方用にこちら↓に書いている。
私が一番書く相手は過去の自分
私の場合、一番多いのは、過去の自分に向けて書くことだ。
例えば、「ブログ&アフィリエイト入門編」シリーズであれば、2012年にブログを始めた頃の自分に向けて書いている。どこまでカバーすることになるかはわからない。
あの頃、Orangeskyさんがブログの書き方、アフィリエイトの仕方を書いておられた。
Orangeskyさんには、サーバーの選び方など全部教わったような気がする。とはいえ、途中で更新がストップしたような記憶があるのだが。Orangeskyさんご自身も、アフィリエイターから、地域メディアの方向に行かれた。
少なくとも、過去記事の、サーバーの選び方などを綺麗にして、ステップアップのさせ方なども書きたいと思う。
2014年くらいでは、パシさんの「アフィリエイト野郎」を読み漁った。
今よりもPVをあげやすい時代ではあったし、特にアフィリエイト野郎のやり方は2022年は通用しないと思うので、これから始めようという方が今読んでもどうしようもないところがあるかもしれない。
あの頃の迷走していた自分に、趣味について書いてしまえ、そのニッチな世界の第一人者になれと言っているのだ。
自分は一番気が合う相手であることに要注意
過去の自分は一番気が合う相手だし、前提抜きで話すことができて、内輪の話ができる。だが、内輪向けの話をやってはいけない。
私は冒頭で「こんにちは、イブリンです」という書き方はしない。それは内輪っぽさが出てしまって、そこに甘えが生じる。絶対「まいどお馴染みイブリンです〜」ってやってしまう。
内容においても、内輪向けの話を書いてしまうと、初めて読む人は、知らんがなで、置いてけぼりになる。
自分であるが初対面の相手であるつもりで書くと良い。
実際の友達、SNS上の友達を想定した記事はたくさんある
趣味ブログはSNSと絡めやすい。フォロワーもそこそこ集まってきて、やりとりが発生する。
そうすると、いろんな話をするようになる。
あ、と思いつくことがあるので、「記事にします〜」で記事を書くことができる。
その頃には相手の簡単な情報(個人情報ではない。このジャンルのここが好きなんだな程度)が手に入っているので、その人を想定しながら記事を書いてしまえば良いのだ。
ここでも要注意なのが、やはり、内輪受けを狙わないこと。
あくまでもブログだから。
書く相手は、過去の自分。そして実際にやり取りをする人である。実際にやり取りをしても、メインの読者でなければ相手にする必要はないし、その人に向けた記事を書く必要はないだろう。その話はまた別に書くが、月間PVが1万PVも行かない人は気にすることはない。そもそも読まれていないから。
向き合い方を変えると、読まれやすくなる。そこはそれぞれ頭を使うところである。
例えば、内部リンクを使って、回っていただきやすくしろと言っているのだが、それもまたどこにどんな情報があるのかがわかっている、内輪の人ではない人に読んでもらいやすくするための工夫の一つである。
誰が何を書くのかについて
書く内容である。書き方とも言える。ところが、これは「誰が書くのか」が本当に重要だ。
ここに、ウェブ評価をしている人の何か!があるかと期待されることがあるかもしれないが、それはない。確かに他の人よりは意識しているところはあるかもしれないが、Googleが公式に公表している情報である。
一主婦の「子どもが破った服の修復方法」にニーズはない。
最近、私は服の修復を行った。ブロガーなら、ネタだ!って思うはずだ。
「はじめまして、イブリンです。ブログ初心者ですよ。よろしくお願いします。今日は息子が破って帰ってきた服を修復したので、服の修復方法を教えます」
とか。
ところが、「これからブログを始めようと思い立った一主婦イブリン」による「子どもが破った服の修復方法」という記事にニーズはない。
だって、この書き手の「イブリン」はただの主婦であって、主婦は服の修復のプロを意味する単語ではないし、個性でもない。
ググってみて欲しい。プロや古着屋さんが書いている記事がたくさんあるから。やり方を言葉と写真で教えてくれるし、YouTubeでプロが手技も見せてくれる。
ねえ、どう思うだろうか。「今手元に息子が破った服がある。捨ててしまうと、この季節にちょうどいいサイズの服の替えがなくなってしまう。自分の仕事と、子どもたちの習い事などで、週末まで店に買いに行けない。夫も無理。困った。仕方がないからちょっと縫ってみるか。どうやるんだろう?」と思っている人がいるとしよう。
そこに「イブリンです。ブログ初心者です。服の修復法を教えます」という記事と、「プロが、家庭でもできる服の穴を目立たなくする方法を教えます」が引っかかってきたら。
プロの方を見る。
これこそが、いわゆるE-A-T(専門性、権威性、信頼性)の問題の本質だ。
おお!これこそGoogleでウェブ評価をしている知っている何か!ではない。公式に出していることだ。
https://developers.google.com/search/blog/2019/08/core-updates?hl=ja
私自身が、服の修復をするときにググったばかりである。あそこにただの主婦の日記(いわゆる雑記ブログ)で入っていくのは無理だ。
だが、書き方によっては様子が変わる。
百均大好き主婦イブリンの、百均の使い方ブログだったら?
書き手の「イブリン」は百均で買い物を良くする人で、百均の商品の使い方ブログを書いているとしよう。百均縛りの、ジャンルブログ、趣味ブログと分類してもいいだろう。
「百均のXXを使って子どもが破った服をメンテしてみた」というタイトルで「うちの子はあまりこだわりがない子なのに、服についてだけはこだわりが強くて、特定のYYというブランドしか着ないんです。しかも、今日は破って帰ってきたんですよ。柵の穴を抜けた時に、引っ掛けたんです。そもそも危ないからやめてほしいし、服も高いのに(怒)!火曜日だったから、週末まで服を買いに連れて行く時間が取れないじゃないですか。でもこの子には良くあることなので、百均でXXを買っていて応急処置しました。(アドセンス)」という内容だったら?
これがEATとは別の、個性というものだ。
権威という問題では、「百均大好きなイブリン」は百均のフランチャイズをしているお店の運営者でもなければ、百均の本部でもない。百均に商品を下ろしている会社(商社・製造者・デザイナー)でもない。
しかし、一般消費者向けの商品のユーザーであり、しかもこのジャンルには詳しい。そうすると、オフィシャルな人ではないが、ユーザーとしては信頼感が多少はあるというものだ。
メルカリ大好き主婦イブリンだったら?
他にも戦略はある。「メルカリ大好き主婦イブリン」だったら?百均イブリンとメルカリイブリンは同一人物かもしれない。
文末に、「子どもは成長が早いので、よそ行き用だったっぽい服が結構出てますねー。普段着にはお古でいいと思ってて。早く届け〜」で、メルカリの紹介コードも可能だ。これも立派なアフィリエイトである。
子ども服YYブランド大好き主婦イブリンだったら?
「YY大好き主婦イブリン」だったらどうするだろうか。YYイブリンと、百均イブリンとは世帯年収の桁が違いそうな雰囲気が出るので、そこは自分をどう見せたいかにもよると思う。
「YYの店員に服を破りやすい男の子にオススメの服を聞いてきた!」で、「洗って乾かして水曜日に百均のこれで修復して、木曜に着てもらい、土曜にそれを着せて、こういうところを破りやすいんですよねって、YYの店員に相談しようと思って買いに連れて行きました。YYの店員がそれを見て、そういうお子さんには、この商品の方が〜と案内してもらって〜(YYのアフィリエイトリンク)」と進めていくことも可能だ。
レビュー系記事に必要な要素
- 買う(やる)理由
- 買ってみて(やってみて)どうだったか
- 広告リンク
この三つが必須要素である。
こういう、レビュー系記事に必要な要素は、上の例に全部書いているのがわかるだろうか。
そして、「個性」がモノを言う。この個性こそが、その記事の専門性であり、権威性であり、信頼性の担保になる。
こちらもどうぞ
書いた記事にきちんと内部リンクが貼れているだろうか。
モバイルを前提にしたデザインがおすすめ。