ブログのPVを上げたいならば、内部リンクを使って読みやすくするべき話

毎日一投稿を1ヶ月間続けても、月間PVが1万PVを超えられない人に向けて。

変な内容を書いているわけではないのに…と思った場合、自分のネット上での行動を振り返ってみるといいと思う。

例えば、このブログの他の記事を探すときどうなさったか考えて欲しい。

読者に読みやすい「内部リンク」「カテゴリー分け」と「パンくずリスト」がきちんと貼れているか確認しようという記事である。

その前に、私はAppenでウェブ評価、ウェブ広告評価を行なっていることを明らかにしている。その中にはSNSも含まれる。そのため、この記事の中には、裏技的な何かがあるかと期待される方がおられるかもしれない。先に申し上げておくが、そのようなものは一切ない。

あくまでも、ブログアフィリエイターとしての9年以上のキャリアからのものを書く。

ブログの話を読みたい人は下のリンクは飛ばして欲しい。ただし、Appen??と思われた方用にこちら↓に書いている。

PVを増やしたいなら、内部リンクで読者に周回してもらうと良い

ブログやサイトを分析するときに「直帰率」というデータを見ることがある。Googleアナリティクスを入れていると簡単に見ることができるのでおすすめする。月間PVが1000以上いくようになった頃ででもいいので、自分のブログを客観的に見ることのできるツールを導入しておくと良い。

直帰率とは、満足したか不満だったかは別として、1ページだけで閉じてしまう率のことである。

良いサイトというものが何なのかの定義にもよると思うのだが、直帰率が高くても滞在時間が長ければそこそこ良いのではないかなと私は思う。滞在時間の目安はどれくらいなのだろうか。つまらない、情報のないページだと思われたら、1分も滞在してもらえないと思う。目指せ滞在平均1分間。できたら、2分間以上いて欲しい。

ただし、単純にPVを増やしたいという理由ならば、読者に周回してもらうと良い。

これは結構簡単にできることで、その記事を読んだ読者に「こっちの記事もありますよ」と提案して内部リンクを貼るのだ。

PVを稼ごうとページ分けをしようとしたら、少し考えよう

ニュースサイトなどでよくあるのだが、一つのタイトルでページを分割するケースである。

これこれ。

ブログを書き始めると、意図がわかると思う。これは、PVを稼ぎたいのだ。

PV数が本当に客観的で中立的かは別の問題だが、わかりやすい数値であることは確かだ。

そのため、ニュース系だとおそらく書き手ではなくて、ディレクターなどウェブサイトの運用をしている人の評価の中にPVが入るのだろうということが想像できる。

とはいえ、この「2」をクリックした途端に、スマホ画面全体に広告が表示されたりすると、どう感じるだろうか。

自分の感情と、行動を言語化してみよう。

私は不快に感じて、個人ブログならよほどのことでもない限り、検索サイトなどに戻る。

強力なブランドのあるニュースサイトや、よほど興味を引く記事ならまだ読む人にストレスを与えても構わないかもしれないが、素人の書くブログではそうは行かない。

こういう設計をされているブログを見たら、自分がどうするのかを考えてからやると良い。もしも他人のブログでそういう構成になっていても絶対に読み続けるのだという確信があるなら、その通りにすると良い。

「長くなったので続きは別で」をやるならリンクを貼って

ニュースサイトのページ割よりも、やめてって思うのは、アメブロなどでよく見かける、「長くなったので続きは別で」というあれだ。

その続き、どこにあるの?この記事2019年の記事なのだけど、今は2021年。どこにあるの?前にもない。後ろにもない。と思ったときに皆さんどうするだろうか。

日付を見て、昨日書かれた記事に「続きは別で」とあるなら、待つだろうけれど、三年くらい前の記事だったらどうしますか?

その月の記事を全部確認して探しますか。

確認してくれるとPVは上がる。しかし、普通、一見さんだとそのまま立ち去ると思うのだが、どうだろうか。

もしも、「ご飯を作らないといけなくなったから、続きは別で」をやりたくなったら、やり方はいくつもある。

  1. その記事は別の日に続きを書いてから公開する(ブログだ。いつ公開したって良い)
  2. 一旦出して様子を見たいなら、続きはその記事に書く(ブログだ。誰も気にしない)
  3. 続きを書いたら、内部リンクを貼る

私は、長々と一つのテーマについて1万字くらいある記事を書いたこともある。いわゆるヲタクの早口語り記事なので、それは内輪に受けたし、今でも読まれている記事だ。Twitterで「この考察は面白い」と書かれて別のアカウントに回ってきたことがある。

自分がサイトを閲覧するときに、見やすいサイト、見にくいサイトだと思うのはどんなサイトだろうか

私は上にも書いたが、ウェブ評価、ウェブ広告評価を行なっている。そのため、興味のないサイトや広告を大量に見てきた。

興味のないサイトを見た人日本でナンバーワンとまでは言わないが、本当にたくさんの興味のないサイトを見てきた。

そうすると、事前情報があまりない状態の人でも、そのサイトの中での位置付けがわかりやいサイト、わかりにくいサイトというものが存在していた。

パンくずリストを設置すること

ブログというよりも、むしろ官公庁のホームページに多いのだが、各部署が好き勝手にページを作っていて、訳がわからないことになっていることがある。

それでも自分がこのサイトの中でどういう位置付けのところにいるのかがわかれば、そこそこ見やすくなる。

トップに、こういうやつを作ると良い。これがパンくずリストだ。

WordPressのテーマなどでは「breadcrumbs」と書かれているかもしれない。そのまんま、パンくずのことである。最近のWordPressのテーマではデフォルトで使えるようになっているものがたくさんあると思う。

WordPressのプラグインもなくはないし、私も入れていたのだが、プラグインは大量に入れすぎると結構事故を起こすので、最近は高性能のテーマを使うようになった。

由来は「ヘンゼルとグレーテル」。山に捨てられた子どもたちが、与えられたパンを道に蒔いておいて帰ってきた、あのパンくずだ。

上の場合、Homeがドメイン。「ブログとアフィリエイトの話」が大カテゴリー。「アフィリエイト入門編」が小カテゴリーで、「自分のブログを客観的に分析する話」がタイトルだ。

それを見たら、アフィリエイトの話をしているのだなとわかってもらえると思う。他にもこのシリーズを読みたかったら、読みたかったらカテゴリーのどちらかをクリックするだろう。このパンくずリストもまた、内部リンクの一つである。

カテゴリーわけ

「アフィリエイト入門」と書く割に、ブログの話ばっかりなのだが。「ブログ入門」としてPVを上昇させる話、「アフィリエイト入門」でゆるいマネタイズの話と分けたほうがいいかもしれないし。そもそも「ブログアフィリエイト入門」にしたほうがいいかもしれないと思いつく。

そういう、カテゴリー分けなどは、その都度緩く変えていけば良いのだ。

ブログのブランドマネージメントは大切だが、企業やオンラインサイトの公式発表ではない。

ブログの場合は、全てを完璧に完成させて公開する必要はない。走りながら修正すれば良いのである。

好きなところから書き上げて、ある程度の情報が集まってきたら、ぎゅっとまとめても良い。応用編かなあとは思うので、この記事の最後まで読んで、気になったら最後にリンクを貼っているので、こちらもどうぞ。

関連記事は手動の方が良いのではないかと考えるようになった

自動で関連記事を引っ張ってくれるプラグインやテーマが存在する。

ただし、最近はネイティブアドと言って、アドセンスのようなクリック型の広告を紛れ込ませる手法が広まりすぎた。特に最近は、毛穴とか。目の下だるんとかの汚い絵が多すぎて見たくもない。

そのせいで、私自身他のブログの「関連記事」を読むことがなくなった。この話をもうちょっと読みたいなら書いている。これも最後にリンクを置いている。

クラシカルに、この記事を読んで欲しいと、リンクを貼る方が読んでいただきやすいかなと思う。

他人の行動はわからない。ただし、自分の行動はわかる

この記事ではここまで敢えて使わなかったのだが、要するに「ユーザーインターフェースを向上させるべし」ということだ。そしてパンくずリストまで含めた内部リンクがUIの向上に非常に有効だ。

UI、UXと書いてしまうと、変なツールだとか。妙に斬新なデザインを想像する人がいるからこれらの単語は使ってこなかった。ただ、ここまで読んでくれた人ならUIのことだと言っても変な誤解はしないだろう。

誰かに自分の作ったブログを読んでもらって、どう思うのかを聞くこともできる。ただ、その人が遠慮して本当の問題点を指摘してくれないことはよくある。

それよりも、自分が他人のブログやサイトを見て、どう思ったかを丁寧に言語化する癖をつけるといい。デザインのみならず文体まで含めて、良いと思ったらそれを取り入れれば良いし、悪いと思ったらなぜ悪いのかを言語化してみると良い。そして、自分のサイトを見てみよう。結構、他人のブログで悪いと思ったことになっているので、修正していくと良い。

このサイトはどう思われるだろうか。

  • 字が多い
  • しかも漢字が多い
  • たまにアルファベットまで使う

という方はおられると思う。

私からすると、途中に入る会話文はつまらないものが多いので、会話文が入ると飛ばすわ、図解もイラスト同様すっ飛ばすので、このスタイルになった。自分が見ない図解なんぞ作ってもどうしようもない。

他人の行動をあれこれ勝手に想像するよりも、他人のサイトを見て我が振り直せである。上にも書いたが、走りながら修正すれば良い。

そしてもう一つ、SEO(サーチエンジン最適化)について。

相変わらず、イブリンはSEOが良く分からない。ライティングの問題に帰結する人がいるのだが、たぶん、違う。

読者を向きましょうという態度の方に帰結した方が評価が上がると思う。スムーズに回遊してもらおうというのは、その一つである。

これができたら、他の方法も試してみよう

要するに、PVを上昇させようと思うなら、ユーザーインターフェースを向上させる努力をしてみれば?ということになる。

上に応用編として提示したリンクを再度載せておく。気が向いたらどうぞ。

合わせて、ユーザーインターフェースという点からは、スマホ対策はできているだろうか?

ある程度書けるようになったらこちらもどうぞ。