SEO対策のプラグインを使っていたが、外した話

SEO対策のプラグインを外した理由

2022年現在、いずれも使わない。

その理由は、一番使うところが、メタディスクリプションだったのが、これを使えるテーマが増えているから。

上はCocoon。

さらに、SEOプラグインがエラーを起こしたり、SEOプラグインがセキュリティホールになることが少なくなく、もはや役割を終えていると考えている。

元の2013年の記事をのこしておく。

ALL in ONE SEO Pack

WordPressの有名なSEOプラグインに ALL in ONE SEO Packというものがあります。私には使いこなせなかったのですが。このプラグインを利用してグーグルアナリティクスを登録するとこもできたり、とそれなりに使えるのでしょう。

管理画面左のサイドバーの「設定」のところに出てきますが、このプラグインの設定画面の一部はこんな感じ。
設定画面

各記事一つ一つのSEOは、記事の作成画面の下に
SEO
日本語の方がいいでしょうか。
SEO日本語

とあります。タイトルを検索エンジン用に変えることもできますし、キーワードを入れることもできます。マルチサイト対応です。

ただ、descriptionを機能させるためには、head内に
code
とコードを書かねばならないので面倒です。それで、使わないようになりました。

主に使ったのはこのキーワード登録と検索エンジン用タイトルだったのですが、もっと使い勝手の良いプラグインを見つけました。

WordPress SEO by Yoast

このプラグインはマルチサイトも対応しています。
導入すると、左のツールバーにSEOというコーナーができています。
Yoast
ここから設定していくのですが、一番効果があったなあ、と思ったのはXMLでした。これで人間用のサイトマップではなく、サーチエンジン用のサイトマップを作って送る、というものなのです。

設定画面はこちら。
設定画面

投稿画面の下にもコーナーができます。

そして何より便利なのは、ログイン状態でページを見ると、上部にSEOと出ていて、このプラグインを使ったSEO対策を施してあれば黒い丸が赤くなるのですが、そこにGoogle Keyword Searchへのリンクまであるんです。
リンク

(終わっちゃったけどさ、これ)

XMLの威力について

サブディレクトリでマルチサイトにしているブログの兄弟ブログ同士でどうなるのかを実験してみました。とはいえ、そもそもボリュームがない上に条件がまったく同じではないので実験とは言えないかな。

・期間;一ヶ月
・方法;Yoast SEOのXMLを作って送信したサイトAとまったく送信しなかったサイトBの検索エンジンからの流入を比較する。
・サイトAとサイトBは同時期に作り、同一ドメインのサブディレクトリで分けられた兄弟ブログ。Ping送信先については、XML、ランキングサイト以外まったく同じ。テーマも大きく分ければ同じだが、分類を細かくしようと分けた。無料ブログ時代は同じブログ内にあったが、独自ドメインにするにあたって、AとBを分割した。強いて言えば、Bの方がニッチ。AからB、BからAへのリンクがあり、回遊してくださる方もかなりおられる。
・サイトA;ページ数150、ランキングサイト二つに登録。ほぼ二日に1回更新。各記事の文字数は少なくて500、多いときには1000以上。
・サイトB;ページ数25、ランキングサイトに未登録。更新は2週間に1回程度。各記事の文字数はすべて1200以上。

というわけです。圧倒的にサイトBが不利だと思っていました。この状態で、サイトBのみXMLを作って送信しました。

結果
サイトA;まったく検索エンジンからの流入がない日もあるほど
サイトB;毎日検索エンジンからの流入が複数ある

というわけです。ランキングサイトから入ってくださる方が少なくないですし、常連さんは更新の多いサイトAに多く来てくださるので、UU、ビュー数そのものはサイトAの方が多いです。ただ、更新日が決まっているせいか、更新日以外でこられることはほぼありません。なので、その穴は検索エンジンから来ていただきたいのですが、来られません。流入数が0か1か、は、100か1000か、よりも大きいと思います。

これをどう読むか、なのですが、まずひとつはすべてはXMLのおかげ、と読むこともできそうです。もうひとつは、XMLではなく、サイトBにはニッチなホットキーワードをつかむことができている、です。ただ、同レベルのニッチなホットキーワードならサイトAにもあると思うのですが。

なお、サイトAにXMLを作って送信させると、一時間もしないうちに検索エンジンからの流入がありました。それはたまたま、なのかどうなのか。

カノニカル

カノニカルを使ってみることにしました。
Canonical、意味は「聖典」とか「標準的な」とかそういう感じです。「正しいのはあっち」とグーグルさんに教えてやるのです。

使うのは毎度おなじみYoast WordPress SEOというプラグインです。
yoast
カノニカルURLというものがあって、ここに「正しいのはあっちだよ」と指示してやります。

ただし、それは記事の修正をしてやった方が良いような気がしていて、カノニカルは使わなくなった。

.haccessが初期化されてたので使わなくなった。

Yoastでは.haccessをいじれるようになっていました。2014年の話です。

Yoastで.haccessをEdit Filesの項目から見て確認したところ、初期化されていました。
え??

ちょっとリスク高いなーということで、外したわけです。