カテゴリーを生かした、情報サイトの組み立て方についての話

カテゴリーを生かしたサイトの組み立て方について書く。これは、ブログの内部で、ある程度の情報が集まった場合などにも使えるので参考にしていただけると幸いである。

今回このブログで一つのカテゴリーで情報を回遊しやすくしたので、それを例に挙げる。

人のニーズはいろいろなところにあるので、一記事一情報が良いと思う

今回は、私が行なっているAppenというウェブサイト評価、ウェブ広告評価についての記事群を例に挙げる。

例えばの話、これは長い記事に仕立てることもできなくはない。とあるSEO会社さんが十万字の記事で上位表示されて〜と書いておられたのだが、それではいくら上位表示されようが探している人は多分途中で離脱するだろう。

ニーズというよりもフェーズはいろいろなところにあって、書き手の思わぬところにあることがある。

なので、将来的に修正していく前提で述べると、一記事一情報の、記事群として書き上げることを私はお勧めする。

「記事群」のまとまりとして、カテゴリーを使う。

カテゴリーはよくクリックされる

自分が読者側に立った場合を考えればいいのだが、「この話の続きはどこにあるだろうか」と思って、何をするだろうか。

ブログ内部の検索をするだろうか。するかもしれない。

私のサイトの場合は詳しく分析すると、カテゴリーとタグがかなりクリックされている。(このサイトではタグは導入していない)

カテゴリーをクリックしやすいデザインにしているのも事実だが

カテゴリーをクリックしやすくするために、パンくずリストをいれているのもあって、クリックしてくださいとこちらから指定するようなデザインにしているのも事実である。

パンくずリストというのはこれ↓

使っているテーマのデザインでは、記事の末尾に隣接するブログ記事へのリンクがあるものとないものがあるが、私はあるものを使う。これは完全に趣味の問題でもある。そしてもう一つ、カテゴリーが書かれているものを使う。

このサイトで今使っているテーマでは、記事の末尾がこのようになる。

青で囲っているのが、カテゴリー。赤で囲っているのが、隣接する記事へのリンクだ。

右側が古いか、左側が古いかは、無料ブログでも各社いろいろで、その読者がどっちに慣れているのかという問題でもある。

なので、それに頼り切るのも如何なものかと思う。

ここは、内部リンクとしての問題である。

カテゴリーをクリックしたら、日付が新しい記事から順番に並ぶのを使う

おそらく、大抵の「ブログ」という形式では、スタック式、つまり新しい記事が上に積み上がっていくような形式で並ぶことになると思う。

しかし、読んでくれる人は、一番初めの記事から読んでくれるとは限らない。記事をナンバリングしてやっても、その人のフェーズがどこで、ニーズがどこかにもよるので、ネット上に情報サイトを構築しようというときには、邪魔かなと思う。

それでも、書き手には記事の順番に意図があることがある。

日付の新しい記事が一番上になるなら、ひっくり返してやればいいわけだ。

ほれ。

これは昔「やまさん」という方が書いておられた方法から学んだことだ。もう「やまさん」のアフィリエイトブログもなくなって何年にもなる。

情報提供型ミニサイトに向いた作り方

書いた日付が重要ではないタイプの、情報提供型ミニサイトを構築する場合、日付を消してやれば、それで上から順番に並んでくれるので完成だ。

今回のAppenについての記事も、私は2020年の3月からAppenで稼働していて、追加しつつ、修正しつつ11の記事がある。これでAppen特化のミニサイトを作ってもいいのだが、ミニサイトは管理が面倒だ。WordPressのマルチサイト機能を使って管理しやすくする手があるのだが、それは非力なスターサーバー では荷が重すぎるというものだろう。2021年現在、私はあまりミニサイトもマルチサイトも作らなくなった。

ブログの中で、突然逆スタック型になっても構わないのでは?

このサイトは「ブログ」として書いているが、アフィリエイトブログの成長過程をお見せするのが目的のブログではない。いつ頃書かれたかということに価値がゼロではないが、重きを置くタイプの記事はほとんどない。

WordPressは将来の日付で公開することはできない(予定投稿という機能になる)。

なので、過去のある月の記事を前にしたり後ろにしたりして、一つの記事群を入れてやれば良い。

このブログを読む人も、それで別に構わないのではないかと思う。アフィリエイトに向かないのでは?という人にAppenもあるよという企画でAppenの記事も入れているのだが、アフィリエイトの話とAppenの話と、ちっともオーバーラップして読まれていない。(上に書いた通り、ミニサイト化すると面倒だという理由でもあった。)

私自身も、先日は占い師さんのブログを読んだのだが、タロットカードの話はカテゴリーでまとめて読んだが、別の星占いに関してはちっとも読まなかった。

今回のまとめと、他に読んで欲しい記事

ブログを書いていて、10記事前後になり始めたら、塊(=カテゴリー)ごとにぎゅっとまとめてやったほうが、その情報を探している人には親切だろうし、実際に自分が読者になったときにも便利だということである。

今回の記事の中でいくつか別の記事のリンクを置いた。

ブログの(簡単な)分析ツールについて↓

内部リンクについて↓

WordPressのテクニカルな話として。

投稿者と投稿日を消す方法を提案↓

WordPressのマルチサイト化についての話↓