Appenを行う場合には、機械と場所と回線に気をつけた方が良い話

2021年2月でAppenに採用されて13ヶ月。稼働して11ヶ月になる。実際にAppen内部のチャットや掲示板で見聞きしたこと(機密事項ではない部分)を元に注意喚起しておく。

>>Appen

共有のパソコンでタスクを行うことは禁じられている

Appenで明確に「だめだ」と書かれていることの中に「共有のパソコン」がある。

理由は、扱う内容がConfidentialで、作業中はConfidentialマークのついたPDFをしばしば参照するから、これを保存して他の人に見られてはいけないから。次は、ガイドラインを知りたい&実際の作業を見たい人に何か仕込まれる可能性があるから。SEO会社さんはグーグルのガイドラインは知りたいだろうと思う。ウェブ広告の運用会社さんはグーグルやSNSの広告ガイドラインも知りたいだろうと思う。

実際に私はもちろん、入っているプロジェクトのガイドラインを持っているのだもの。これは、喉から手が出るほど欲しい人はたくさんいると思う。

つまり、家族で一台のパソコンではなく、自分専用のパソコンが必要だ

大学のパソコンは自分専用のIDなどがあって、保存できるようになっているけれど、あれもやろうと思えば管理者が解除できるのでやめた方がいい。

自分がAdminの立場で他の人がその下のユーザーとして使用する場合は?など屁理屈はこねられるが、できるだけ速やかに自分専用のパソコンを用意した方がいい。プロジェクトによってはいつタスクセットが飛んでくるかわからないものもあるので、自分が自由にできるものがあることが大切だと思う。

Appenは稼働できるまでに時間がかかるし、稼働後すぐに現金を受け取ることはできない。なので、今手元に一万円もないような人が申し込むのは不適切だ。お金を稼いで、並行してAppenができた方がいい。

Appenのプロジェクトに採用されるまでに時間がかかった話

下にも書くが、ネットカフェで作業をするのは禁じられている。最低ラインをクリアしているスマホ・パソコンを用意できない人は、今はAppenができる段階にない。先にスマホ・パソコン・回線を用意してから参加しよう。

求められるパソコンのスペックについて

中古で十分なので「自分専用のパソコン」を用意しよう。今参加しているプロジェクトはそんなにパソコンの能力を求められているわけではない。

2020年の私の作業中には、メインのMacbook Proを修理に出している間、Macbook Airの2014年モデルでAppenのタスクをこなしたこともある。

プロジェクトによっては、スマホ指定・Mac指定・Windows指定・MacとWinどちらでも構わないというものもある。それはGAFAMのどの企業のプロジェクトかを考えれば納得できると思う。

条件は最新OSというよりも、「これ以降」というスタイルでの指定が多いので、最新OS(例えばMacならば2021年2月段階では、Mac OS11 Big Sur)に対応する機種の中で、買えるものを選択するといい。私の持っていたものと同じMBA2014は充電器付きで3万円くらいからある。ただ、実際に行うとi5・4GBでは「作業を行うには十分。しかし軽くストレスが溜まる」という感じだということも書いておく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/MacOS_Big_Sur

WinならばOSがWin10で選択しよう。Surfaceならば Surface Pro4からWin10が入っている模様。中古ならば最安値が充電器付きで4万円を切る。

>>イオシス、結構安い

私はMacユーザーなので、Surfaceを買った。この流れだと中古っぽいが中古ではない。信じるか疑うかはあなた次第である。私はWindows指定のプロジェクトは取れたので、満足だ。

5万円作って、Appenで使えるスペックのパソコンを4万円で買い、1万円を5ヶ月分のモバイル回線代とすれば、多分5ヶ月でプロジェクトが一つは取れると思うし、プロジェクト次第では1ヶ月で元が取れる人もいると少なくないと思う。事実、私はAppenで月平均10万円前後で稼いできた。

>>Appen

Publicな場でタスクを行うことは禁じられている

Appenで明確に「だめだ」と書かれているのは、Publicな場である。理由は、扱う内容がConfidentialだから、作業内容を脇から覗き込めるような場所ではタスクを行って欲しくないのである。

とあるブログで「カフェ」「通勤通学中」などAppenの作業を行う場所が提案してあってのけぞった。

具体例として禁じられているのが「カフェ

具体的な例として、カフェは禁じられている。

いわゆる、スタバでMacbook AirかSurfaceでかちゃかちゃキーボードを叩いてる「ノマド」を自称していた人たち、あれはAppen的にはやめて欲しいということ。

ということは、これがレストランだろうが、空港のラウンジだろうが、エコノミークラスの機内だろうが、「物理的に脇から人が覗き込めるような場所」ではAppenは作業をして欲しくないのである。

当然のごとく「物理的に脇から人が覗き込めるような場所」の中に通勤通学途中の車内も入る。Appenにはスマホで行えるプロジェクトもあり、実際に私も参加しているのだが、そういうプロジェクトをバスや電車での通勤通学途中に行うのもAppenでは好ましく考えられていない。

自宅に自分だけの部屋がない人もおられると思うのだが、厳密に言えばAppenでは好ましく受け取られない。

ネットカフェの中には入ったことがないので、いまいちよくわからないのだが、大学の自習室や、空港ラウンジのPCコーナーのパーテーションで区切られている場所のようなものだろうか。空港ラウンジのあそこはここは「キーボードの音がする場所ですよ」ということしか意味していない。

作業しているときに実際に人がいなかろうが「脇を通る人が、物理的に中を覗き込める可能性がある場所」は全てAppenの作業して欲しくない場所だと理解している。

オープンなコワーキングスペースや、ドミトリーの作業場所もアウトだろう。

そもそも、こういう「脇を通る人が、物理的に中を覗き込める可能性がある場所」で作業していい人というのは、大学生のレポートを含め誰に見られても構わないような低レベルな仕事しかしてない人、もしくはあまりにも高度で周囲の人が見ても理解できない人に限られる。

Appenでベストな場所は「自宅の自室」である。

ただ、一点書いておくべきことがあって、AppenはGPSのデータまで取得していないのではないかと思う。IPアドレスの取得はされるのでそれに紐づいた位置情報は取得している。しかし、GPSのデータまで正確な情報は持ってないのではないかと思う。

IPアドレスは記録される。回線には気をつけよう

AppenはGPSのデータまで正確に持っているわけではない。その場所が自宅のリビング(ただし、家族は会社や学校などで不在)か自室か、空港ラウンジのPCコーナーか、カフェやコワーキングスペースかまでAppenにわかるわけではない。

ところが「共用のパソコン」「場所」以上にシビアなのが回線である。「共用の回線」もまた、Appenでは禁止されている。

IPアドレスは記録される

Appenでは、回線のIPアドレスは記録されている。

回線に関して、書き込まれていた内容に「回線が理由でAppenとの契約解除されそう」というものがあった。異議申し立ての期間があったのか、書き込むだけの余裕があった模様である。

私を例にとれば、プロジェクトに申し込む時に「111.222.333.444(仮)というIPアドレス」と、私の光回線のアドレスが表示され、私のIDに紐づけられて記録されている。

仮に、別の人がAppenに参加する場合に同じ回線を用いようとすると、やはり「111.222.333.444」が表示され、(しばらくの間は働くことができるかもしれないが、)私もその人も「共有回線を利用した」という警告が来るだろう。

もちろん永遠に固有のIPアドレスということはないし、IPアドレスが変わった段階でたまたまAppen参加者が使ったことがあるアドレスになる可能性、自分の使っていた回線のアドレスが別の参加者に割り振られるはゼロではないだろうが、日本でやっている以上はその可能性は非常に低い。

少なくとも、誰かが使ったIPアドレスでAppenの作業を行なってはいけない。

場所よりも、共有回線の方に気を配ろう

上にも書いたが、正確な場所までAppenから把握できるわけではないから、その場所が、通勤通学中の電車やバスの車内だろうが、カフェやコワーキングスペース、ネットカフェだろうが、自宅のリビングだろうが、大学図書館だろうが、望ましくはないがバレることはあまりないだろうと思う。

しかしながら、共有回線はバレやすいので気をつけたほうがいい。

公共wi-fiのみならず、スタバなどカフェのwi-fi・ネットカフェの回線・空港ラウンジのwi-fiは要注意である。

作業中は問題なくても、過去に・未来にAppenの作業をしたことがある人が存在すると、まとめてアカウントが停止されかねないので要注意。わざわざそんなことをしていくメリットはない。

ドコモなどで、比較的セキュアと考えられるwi-fiを提供しているが、それはどうなのかよくわからない。試すつもりもない。気になるならAppenに聞けばいい。

https://www.nttdocomo.co.jp/service/wifi/docomo_wifi/about/bill_plan/

ホテルの室内は公共の場と考えにくいが、回線は共有回線であることに要注意

ホテルというよりもホステルやドミトリー(何人部屋かに見知らぬ人がぶちこまれるやつ)の室内や、作業スペースが設けられているところもある。ここはAppenにバレないかもしれないが厳密にはアウトだ。

一人で宿泊しているホテルの室内は、自宅の自室ではないが、「脇から人が物理的に覗き込める場所」ではない。だから、ホテルの室内でAppenの作業をすることまで禁じられているとは私は思わない。

ただ、(ホステルやドミトリーではない普通のホテルで)二人以上で宿泊しているならば、やはりAppenにはバレないだろうがYesかNoかで聞かれるならばNoだろう。スイートルームで自分の場所を得ることができたならば?という話はありうるが、屁理屈というものだ。(そもそも、時給19ドルで働くような人は自分で払おうが同泊する人に払ってもらおうが、スイートルームには宿泊したら、スイートルームやホテルの設備をがめつく堪能すると思うのだが。)

ところが、ホテルの回線をつかうのは問題だ。

これは明らかにPublicな回線なので、いくらパスワードがかけてあっても望ましいものではない。

過去に・未来に別の人がAppenで作業すると、「共有回線」を使ったとしてまとめてアカウント停止されかねないので要注意。

私は2020年には一人でホテルに宿泊し、Appenのタスクをこなしたがモバイル回線を用いた。

>>ここからmineoを申し込むと、ギフト券などがいただけることも。

リゾバの寮は?相部屋なら気をつけたほうがいいだろうし、やはり回線に気をつけるべき。

Appenをやる人とリゾバ組(リゾートホテルでバイトをする人)は結構相性がいいと思う。リゾバして渡り鳥のような生活をする人たちは、言語が達者な人たちがいるから。私はリゾバはしないが。

提供される部屋は相部屋のこともあれば、個室のこともあるようで、個室ならば問題ない。ただし、回線には気をつけて。リゾバ仲間に紹介された場合など特にそうなのだが、他のIDでログイン&使用歴がある回線は避けるべき。

リゾバをする人たちが、冒険的なのはそうだろうと思うけれど、そんなところまで冒険的になる必要はない。20GBで2000円くらいなのだから、ケチるところではない。

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VPNは基本禁止

WordPressのプラグインレベルでも、VPNのアドレスと元のアドレスのどちらをも表示できるものがあるから、いわんやAppenをやということである。

今は海外旅行も難しいので、日本と指定している参加者が海外旅行中にVPNを通してAppenの作業を行うことはなかなかないと思う。

日本にいて、日本を指定してVPNに繋ぐのもよくないと理解している。つまり公共の回線をVPNで保護することもできない。

ただし、いろんな事情があろうと思うので事情を説明した上で、今回こういう事情でこのVPNを使えますかと聞いてみるのは一案である。向こうがどういう回答をするかは知らない。

離れて暮らすAppen参加者が、帰省してくる場合

この手の話は定期的に上がってきて、「普段離れて暮らす兄弟にもAppenを勧めてAppenに参加しているが、その兄弟が一時帰省してくる。どうすればいいだろうか」というようなことである。

解決方法としては、帰省してくる方は別回線で行う。一番簡単なのはモバイル回線を用いることと考えられる。念のためにAppenに聞いておくのもよろしいのではないだろうか。

>>ここからmineoを申し込むと、ギフト券などがいただけることも。

自宅で行う場合も、自分のIPアドレスがどうなっているのか確認したほうがいいのでは

自宅で作業を行なっていてVPNを通していないのにVPNを使ったと言われてアカウントが凍結されそうだという書き込みもあった。

契約内容によっては、自動でVPNがついていることがあるので、知らず知らずにVPNを利用したことになっている可能性があるのでは?という回答がついていた。日本の人ではなかったので、日本でVPNつきのネット回線契約があるかわからない。

ただし、日本の場合は、特に賃貸アパートや賃貸マンションに「無料のネット回線サービス」が付随している場合が要注意かもしれないと気づいた。

「インターネット完備」の物件は、自分で契約すればネットを使えるようになる。これは回線のアドレスが誰かと共用になることは(おそらく)ない。

それに対して「インターネット使用料無料」の物件は、おそらく同じ建物内や、同じ大家の近隣の建物内と回線のアドレスが同じ可能性がある。

Homesではインターネット使用料無料物件はお得だと書いているが、Appen的にセキュアかどうかは疑わしいと思う。

https://www.homes.co.jp/life/cl-sumai/cm-facility/3228/

契約する前に不動産屋や管理会社でIPアドレスが共用か程度は聞いてみるといい。多分そこまで正確に把握できている不動産屋は少ないと思う。情報系の大学生が見聞を広げようと思ってバイトしていたり、不動産屋や大家の子どもが情報系の大学生だったりすると大当たりだが期待は薄い。

自分で契約したわけではない場合は、少なくともAppenではモバイル回線で「共用しない回線」を準備したほうがいい。

mineoなら、20GBで2000円切る。

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何かあったら、Appenにさっさと連絡しよう

Appenのプロジェクトでは、最低でも週に何時間以上タスクをこなすことを求められているものがある。継続的にタスクがあるプロジェクトはほぼ全てそうなので、最低ラインをクリアできなかった場合には警告が来る。

いろんなことが発生する。タスクをこなせない場合はAppenに連絡しよう。

PCを修理に出した場合に、バックアップ機がない場合

私はMBPのロジックボードの交換が必要になって、修理に出した。この間はバックアップ機としてとってあったMBAで作業を行った。そのMBAが耐え難くてSurfaceを購入したわけだ。

MBPの修理はApple Careの範囲内で無料だったし、バックアップ機もあった。それができない人もいると思う。

パソコンを修理に出さないとならず、タスクをこなすことができない場合には、さっさとサポートにメール、の一択である。警告が来るのを避けるためにネットカフェで作業、なんて規約違反行為の典型例だ。目先の100ドル程度を惜しんで、Appenができなくなるのはもったいない。

今の時代、スマホもない人がAppenに参加しているとは思えないので、さっさとサポートにメールをして事情を説明するのが一番である。

>>Appen

スマホでエラー続出する場合は別のデバイスがあると解決することもある

また、スマホで行うプロジェクトでは、エラー続出でタスクをこなせないことがあった。

AndroidでもiPhoneでも可能なプロジェクトで、AndroidをAppenに登録して使っていたのだが、iPhoneもAppenに登録してアプリを入れてみるとこっちは正常に動いたということがある。逆にiPhoneではエラーが起きたがAndroidでは動いたということもあった。

最新OSを入れられるものなら、なんでもいいので、スマホのプロジェクトに入れたならば、早い段階でバックアップ機を用意できるといい。

2021年に買うなら、iPhoneならiPhone7以上をお勧めする。状態にこだわらないなら、中古で2万円くらいで買える。

>>イオシス、結構安い

災害の場合

先日の地震でも停電があった。復旧のめどが立たないような場合や、最低時間を切ってしまいそうな場合には、近くの携帯電話の基地局の非常電源が生きている間に、さっさとスマホからサポートにメールして停電しているということを説明したほうがいい。

あまりにひどい状況なら、向こうも把握していることがある。

実際にアメリカでハリケーンで停電か何かになった人が書き込んでいたのだが、一切インターネットに接続できなくなったか、それどころではなかったらしく、接続できるようになったか余裕ができた段階で事後に説明して問題なかったという話だった。二、三日くらいだったらそれで問題ないのだろう。

災害その他、優先すべきことはAppenではない。優先順位を解決してからでいいのでこういう事情でしたと説明してみるといいだろう。

Appenはそこまで厳格な会社ではないようだが、私が体験したわけではないので、「ダメ元で事後に説明してみよう」と申し上げて責任を逃れる。

東日本大震災や阪神大震災クラスの場合は、多分オーストラリアやアメリカでも報道されるだろう。先日のミャンマーのクーデターのときにも「ミャンマーにいる参加者が、作業ができない可能性を把握しているので気にしないでください」とPMが書いていたプロジェクトがあった。

とにかく何かあったら、できる限り早めにAppenのサポートにメールしよう。Appenで使っているメールアドレスはスマホから送受信できるようにしておくのをオススメする。

>>Appen

Appenに関してはこの順番で読んでもらえると嬉しい。(また何かあったら記事を追加する)

  1. 最近Appenを始めたが、結構、おいしい話
  2. Appenを始めるにあたって準備すべき3つの事柄についての話
  3. Appenのプロジェクトに採用されるまでに時間がかかった話
  4. Appenに参加して、出てきた疑問点を解決する方法についての話
  5. Appenでは、レギュラープロジェクトとノンレギュラーのプロジェクトがあるので組み合わせると良い話
  6. Appenの支払いについての話
  7. AppenでAuditorになった話
  8. Appenでプロジェクトを一つクビになった話
  9. Appenのqualificationについての話
  10. Appenを行う場合には、機械と場所と回線に気をつけた方が良い話
  11. Appenを続けて知ったことについての話

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