Google AnalyticsがGA4になり、従来のUAは終了するらしい。
それについて、いくつかまとめる。
個人ブログならSearch Consoleで十分なジャンルも存在する
正直なところ、サーチコンソールで十分なサイトもある
どのみちWordPressなのでJetPackで見ているので。
ただ、アドセンスを使うサイトに関しては、analyticsで記事ごとの収益を確認する必要はある。
必要なのは何か(アドセンスサイト以外)
アドセンスサイト以外について、必要なのは。読者が誰かを確定する作業である。
- 性別
- 年齢
- デバイス
この三つである。その記事を見ていれば、興味のあることはわかるのだから。いわゆる「ユーザーインタレスト」までは分析しなくて良いと思う。
ものによっては圧倒的に女性向けで、性別も年齢も見る必要がないジャンルがある。(逆に圧倒的に男性向けのものもある。)
具体的には、女性の美容。男性はノイズ程度なので無視できる。皮膚科医・エスティシャン・メイクアップアーティスト以外は、書き手とほぼ同じくらいの年齢の人しか見ない。極端な話、60代の皮膚悩みと20代の皮膚悩みは全然違う。20代の書く個人ブログに、50代として出てくるならば、おそらく母と娘が同居していて、同じデバイスと回線で見ている。
男性アイドル系、BL系の女性向けエンターテイメントも、男性はあまり見ないだろう。男性が見てもノイズ程度だから無視できる。こっちは成人していれば全年齢可能だ。
このあたりの個人ブログなら、ユーザーインタレストまでわかる。
デバイスを確認するのは、サイトデザインやスピードの改善が目的だ。これもまた、今の時代はモバイルを優先させるのが良いだろう。
なので、年齢も性別も絞りきったサイトなら、サーチコンソールで、キーワードだけ確認すれば良い。
このサイトのように、特に絞りきっているわけでもないサイトの場合は、調べたほうがいいかもしれない。例えばこれ。

どちらもユーザー全体の20%程度でしかないのだが、男女比ほぼ半々、25歳から34歳がボリュームゾーン、35歳から44歳までがその次。人口の薄さの割に、18-24歳が見ていて、人口の厚さの割に、45歳以上は取れていないということがわかる。
GA4ではなくて、UAなのだが。
サーチコンソールでは、デバイスはわかるが、性別と年齢はわからない。性別と年齢を調べるために、analyticsを使う。
GA4で、クロスデバイスを確認する
ぱっと情報を掴みにくいスマホではなくて、PCで検索して、スマホに送り、移動中にスマホで情報を確認することはないだろうか。
私はある。
こういう、クロスデバイスの確認がGA4で可能になった。
これはサーチコンソールではできない。
GA4では、何もしなければ、モバイルとタブレットの重複を見ることができる。
しかし、私のサイトでは、タブレットはあまり使われていない。おそらく多くのサイトがそうだろう。デスクトップが必要なのに、出てこない。
設定が必要らしい。
手順としては、
- 探索→テンプレートギャラリー
- セグメントの重複
- ユーザーセグメントの設定
- 待つ
参考にしたのはこの記事。
年齢・性別の設定
設定後のもの。(上にあげたものとは全然違うサイト)

こういう風に、ユーザーの性別と年齢を確認するためには、データ収集の設定が必要だ。
手順としては、
- 管理→データ設定→データ収集を有効
- 待つ
参考にしたのはこの記事である。
https://www.digitaldrop.co.jp/blog/others/2021/05/06/ga4-demographics/