Quick Cacheで表示を高速化していた話

WordPressは動的HTML、つまりサーバー上にHTMLがなくて、アクセスのたびにいちいちHTMLを作成してデータを返んだそうです。自分で書きながら、なんだか厳密に定義できていないような気がして気になりますが。

Quick Cache

Quick Cacheというプラグインは、そんな動的HTMLをキャッシュをつかって静的HTML、つまりサーバー上にHTMLを作って、アクセスがあるごとにそのキャッシュで作ったものを返すようにさせればHTMLを作成する時間分だけ少し高速化できる、というわけです。

イメージ的にAをよこせ、と言われてからa,b,c,dからAを作るのと、Aをよこせと言われてもうできているAを渡すのとの違いかな。注文を受けてから料理を作る店と、できているものを渡すファーストフード店の違いのようなイメージを持っています。いちいち料理をするわけではないので、サーバーの負担も軽減できるのでは?と思うわけです。

設定方法

インストールして有効化すると、左のツールバーにQuick Cashという独立した設定コーナーができます。
また、ワードプレスの管理画面の右上に

マークが出るんですね。

さて、管理画面に入ると、
管理画面
とあるので、Onにすると動き始めます。

マルチサイトでは?

シングルサイトのときと何も変わりません。

最近使わない理由

実は、最近ではこのプラグインを使っていません。
理由はこの手のキャッシュものプラグインにセキュリティ上の欠陥が見つかったこと。
そして、さほどメリットを感じなかったのが理由です。