アフィリエイトと並行して、フリマアプリを使って、人に物を売る練習をすると良い話

転売ヤーになろうと言う話ではない。誤解しないでいただきたい。

  1. 販売の練習をしよう
  2. フリマアプリで売れないものは、レビュー系アフィリエイトでも売れない
  3. フリマアプリを使ってブログのランニングコストを下げよう

の三点が今回の趣旨である。

私がそうだったのだが、人に直接物を売るという体験をしたことのない人が、すぐにアフィリエイトで大成功するのは難しい。

不用品を売って、売るという練習をしよう。売れるものを見極める目を養おうという記事だ。

不用品の典型例として、買ったはいいがあまり着なかった服がある。

うちのあたりは秋が遅くて冬が比較的短いので、3月に入って、この冬で処分するもの、次も着るものだけを残して、冬物は全部アクロンで洗って出品したところである。当たったことはないが、出品キャンペーンも始まった。ただ、冬物はどうしてもかさばるから、ゆうパケットポストが使えないのが、面倒だが。

フリマアプリで販売することに慣れようフリマアプリで販売することに慣れよう

フリマアプリでは相手の顔は見えないが、相手と直接テキストでやりとりをする。

それだけでも、人に物を売ることに慣れるようになってくる。

私のアカウントのスクショ。昨日今日始めたわけではないし、こちらで売ることを一番の目的に何かを買うわけでもないので、306件はあまり多い方ではないと思う。

メルカリはUIがすごく変わるのだが、2022年3月3日現在、真ん中の「出品」をクリックするとこれまでの売上総額が出ていた。(下の方にこれまでにメルカリで買って、今売れますよというものが表示されているので、うんと下に引っ張ってスクショ)

5年間で60万円だった。年12万円平均、月1万円平均である。一個の平均金額は、3000円くらい。(メルカリで購入することもあるので、306件のうち100件程度は購入者側だ)

似たような商品を出品している他の出品者の工夫からも学ぶところはたくさんある。

自然と写真の撮影の仕方も工夫するようになる。

フリマアプリ、ブログ、SNSと合わせて行うと、撮影者・見る人が同じでも着目点が異なってくることを意識するようになると思う。

フリマアプリの出品としても、SNSの写真としても、ブログの写真としても失敗極まりないものをお見せしよう。

ネタとして作った絵なのだが、やってはいけないことをやっているのがわかるだろうか。

そうだ。白地に白。これはアウト。実に見にくい。

さらに知っている人でもないと商品名がわからない。これは本当に、ブログにもSNSにもフリマアプリにも使えない。

見やすく、魅力的だが、誠実な写真を私は目指すが、あまりに綺麗すぎる写真にしてしまうと、評価に「全然違いました!良い勉強になりました!」と書かれることもある。書いたこともあるし。

これはブログでもSNSでも言われることがある。

テキスト部分も、はっきりと瑕疵を書いているのに誤読して夢を見る人がいることまでメルカリで学んだ。ブログやSNSに来るようになるので「進研ゼミでやったやつだwww」と思うようになる。

人がいるところでないと、物は売れない

メルカリ以外にも、ラクマ、ペイペイフリマとやってみたが、同じ商品でも売れるのは圧倒的にメルカリだ。

理由は明らかで人がいるかいないかである。

メルカリヘビーユーザーは、販売手数料の安いラクマ、ペイペイフリマを確認して同じ写真を探して少し安くなっていないか確認する。だが、多くのライトユーザーそこまではやらないので、メルカリでは売れるが、参加者の少ないラクマ、ペイペイフリマでは売れない。

これもまた、ブログやアフィリエイトサイトにも言えることだ。

人に見てもらわないと、売れないと言うことである。人のいないところで商売しようと思っても難しい。

PVがなければどうしようもないことを、メルカリに突きつけられた。

レビューアフィリエイトとフリマアプリの相性が良い

私のアフィリエイトスタイルは、趣味ブログ、雑記ブログの中でアフィリエイトをやるというものなので、言ってみれば、レビューアフィリエイターである。

有名アフィリエイターの中では、和田さんが一番近いと思う。

買ってみた系レビューサイト、レビューブログの需要はまだある。

だって、人のニーズは山のようにあるもの。

不用品記事のネタになるかもしれない。買ったものをしゃぶり尽くす勢いで

今回は、「イブリンキッチン」というココナッツオイルレシピブログではなくて、雑記ブログの「主婦イブリンのお買い物日記」というでアフィリエイトすることを考えてみる。

雑記ブログで、日用品まで扱うと安っぽくて、生活臭がして貧乏臭くなるのは仕方がない。

しかし、使い方を知りたいというニーズは存在する。

こう使いました!だけではなく、こういう理由で我が家向きではありませんでした!という記事には、ニーズがある

「うちの子はユニクロの100cmがちょうどいいサイズだけど、このブランドAの方を好む。でも、このブランドAの100cmは水通しすると縮んでしまって、洗濯乾燥機を使ったらすぐにちんちくりんになってしまって、110cmを買い直した。ちょっと大き目を買った方が良いのかも」というパターンだ。

自分にとっては「合わなかった」、「商品は良いが販売会社の対応があまりよくなくて不快な購入体験であった」、「検討したけれど、外した」というのは、他の購入者にとっても大切な情報なのだ。最低ラインがわかったら、購入してもいいかなと思う人はたくさんいる。

ついでに「縮んだ100cmは、洗濯したので返品できなくて、メルカリに出した。」と、メルカリの紹介コードを貼り付けるのも、立派なアフィリエイトである。

ここでの注意点を二点書く。

一つ目はレビューの書き方である。実際に見たことなのだが「〇〇という理由で女性にもお使いいただけると思います!」と独身男性が書いていたのが、女性目線ではポイントを大幅にずらしていて話にならなかったことがある。私には「男性にも向くと思います!」は書けない。男のことはわからない。

二つ目は、自分の身を守ること。メルカリに出したら、受取評価二週間後に商品を削除してから記事を公開することをお勧めする。記事に書いたものがその順番でメルカリに出品されていると、感づく人はいる。だって、メルカリで見る人はその商品がかなり欲しい人なのだ。メルカリの外で調べていることがある。匿名配送でも、相手には発送地域がピンポイントでバレバレなので、変な人から自分の身を守ることは大切だ。

フリマアプリで売れないものは、買ってみた系ブログもうまくいかない

メルカリのようなフリマアプリは、ロングテールのニーズも、それなりの緊急のニーズもほぼ満たす。

かつてAmazonのマーケットプレイスに個人出品していた人はそこそこおられると思う。私もやっていた。しかし、売る方ではメルカリの方が売れる。自分が買う側で、中古でも構わない商品のときには、Amazonよりも先にメルカリを見ている。

フリマアプリの状況を見れば、ニーズの有無、マーケットの有無がわかる

つまり、フリマアプリで売れない物は、マーケットが存在しないか、とても小さい。そんな商品で買ってみた系ブログ、買ってみた系レビューアフィリエイトをしようとしても、読まれるわけがない。

たまにあるのだ。ASPのモニター募集に応募して書いてみるのだが、無風も無風もいいところで、念のためにフリマアプリを見てみると皆無とか。広告主も本腰を据えて掘り起こしていけばいいのに、耐えられないのか、撤退する。

フリマアプリで売買が成立している品には、ニーズがそれなりにある。ニーズがほとんどない商品は、出品日が半年前くらいになっていて売れていないので判別できる。

確かに、評価後2週間で消せるのだが、消さない人も沢山いるので、マーケットの有無だけなら、売買が成立しているかをみるだけで十分わかる。

売値も大切だ。プレミアがついていたらいわゆる転売ヤーの市場になっていて、おそらく普通の値段では購入できないので、レビュー記事にならない。よく売れているが売値が定価の半額を切っていると、人気すぎて並行輸入品や偽物が跋扈している市場なので、私は避けたい。

うまくメルカリで売れそうな商品、商品群、ブランドを見つけたら、アフィリエイトできないか探してみると良い。

知られていない商品を発掘するのは、インフルエンサーの仕事

もちろん、知られていない商品を発掘して、売れるようにできれば、アフィリエイト市場も取りに行ける。

きつい話だが、そういうことができる方は、そもそもこの記事を読んでいない。イブリンの記事を読んでいるが発掘できるぞ!という人はネタ探しで読んでいるだけでしょ、イブリン知ってるもん。

知られていない商品を発掘して売り出すのは、インフルエンサーなのだ。

アフィリエイターがインフルエンサーと近しいのは事実である。私も、販売業者に連絡をいただいて、ある商品を売りまくったことがある。それはそのジャンルで私がインフルエンサーとして活動することができるからである。

自分がインフルエンサーになれるジャンルを見つけられたら、アフィリエイトもかなり強い。 

インフルエンサーを目指す過程では、すでに存在する市場に参入するのが早い

これから強力なインフルエンサーになるつもりでも、初めから誰もが知るインフルエンサーになっているわけではない。インフルエンサーに化ける過程では、既存の市場に参入してみるのが、一番早い。

例えばの話だが、Nintendo Switchは今でも売れているなあと思ったならば。

「リングフィット」のレビュー記事の下に「この店でニンテンドーSwitchを買いました」とヤマダウェブコムのリンクを貼るような感じだ。

リングフィットアドベンチャーの女王を目指す勢いで記事を作り、SNSを運用し、動画も運用するのだ。

そして、飽きたりうまくいかなかったら、売ってしまえば良い。

レビュー記事を書きながら、出品する

XXを買ってみた系、レビュー系ブログを作り上げ、そして「合わなかった…」でメルカリに流してしまうと、購入代金が少なく済む。

2021年の確定申告をしたのだが、メルカリとラクマで合計10万円の売り上げがあった。転売目的、転売を前提に購入しているわけではないので、一年間で10万円の節約ができたということである。もちろん、ブログ用に使った。

私ははなからの転売目的での購入はお勧めしない。「買おうかどうしようか迷ったときは買う。もしも使えなかったらメルカリに出せば良い。使えなかった理由まで含めて記事を作ると良い」ということである。

だが確かに消費行動パターンはメルカリありきに変わってしまって、買おうかどうしようか迷ったときに、それが単価が安いがかさばるもの(ネコポスやゆうパケットでの発送ができないもの)は、買わなくなった。単価が高いものなら買うことは多い。買おうか迷ったときに5000円くらいの定価で、ネコポスやゆうパケットで発送できるなら、ダメだったらメルカリ出せばいいしと思って、ほぼ迷わず買ってみている。

ショッピングフリークには、レビュー系ブログは水を得た魚のようようなものだ。本当にたまらん。しゃぶり尽くすわけだ。

提供品を転売するのは、違法とまではで言えないだろうが、規約には反する。実際のところそういうことかな?というものを結構見かける。確証がないので通報まではしないが。

転売目的の購入も、お勧めしない。輸入販売業を転売というなら、そうかもしれないし、全て知識まで含めて何かを別の人に売ることだから、商売の基本ではあるのだが。ただし、いわゆる転売ヤーの行う、国内で販売されているものを買ってプレミアをつけて出品するのは、よろしくない。

しかし、自分で購入した商品を使用後に中古品としてメルカリに出すことには問題ないだろう。

あと、最近の傾向では、5000円以下のものはあまり値下げせずに売ることができるが、5000円以上のものはメルカリではなかなか売ることができない。私の見ているマーケットの人は随分と貧乏になってきたようだ。

つまり、ジャンルを見極めておいて、ファーストペンギンになって飛びついて、さっさと記事を書き、満足できなかったら、メルカリに出してしまうのである。

ゆうパケットポストがすごく使いやすい

私の場合は、メルカリで販売する不要品が、ゆうパケットやネコポスで発送できるものが多く、複数発送することがよくある。思い立ったときに複数出品するので、新規出品がゼロという日が何週間も続くことはあるし、出品したら複数個が一気に売れていくからだ。

ユーザーならこれが受取評価待ちが一件、発送待ちが二件で、その下には何もないと言うことがわかっていただけると思う。発送方法までは見えないが、下の一つは宅急便コンパクトで、上の二つがゆうパケット・ネコポス可のサイズだ。

コンビニや郵便局で複数発送するとき、サイズが違えばまだしも、同じサイズのものだと無駄に神経を使ってしまう。実際に本を買ったら「同じ日に発送したら入れ違えてしまい…」と出品者に言われて面倒なことになったことがある。

セブンのレジをずっと占拠することになるし、ローソン・ファミマで機械とレジの間を往復するのも面倒だ。

それが、ゆうパケットポストだとそういう心配がない。

家など、落ち着いたところでパッキングして、その直後に、シールを貼り付けてQRコードを読み取れば良い。そして、ポストインしたら発送済みにできる。実に簡便になった。

それまで、一番楽だったのが、クリックポストで、Amazonで出品していたときには、これをよく使っていた。これはプリントアウトして貼り付ける必要があったし、向こうに自分の住所がわかってしまう。

ゆうパケットポストは、匿名配送だし、追跡可能だ。

ゆうパケットポストを全力でオススメしたい。これのおかげでアカウントに「24時間以内に発送」の文字がつくようになった。これがあると、やはり売れやすい。

さて、一番上のアニメーションと、今回の写真と、どっちが見やすいだろうか。

どっちもバタバタしているのは事実だが、今回は商品名ははっきりと見えるようになった。これはSNS用の写真である。実は下にQRコードがあって見せたくないので切るように写している。フリマアプリでやるなら、1枚目に入れる写真である。決して2枚目以降の写真に使うべき写真ではない。

とにかく、追跡できるようにすると、売り手側はとして安心できる。

大きめのものは、ヤマトに集荷してもらうと家の外に出られない人でも楽

30円上乗せされるが、メルカリにはヤマトの集荷サービスがある。ネコポスは使えないのだが、宅急便コンパクト、60サイズ以上であれば集荷してもらえる。それでも、宅急便コンパクトの箱はドライバーは持っていないので、メルカリストアや実店舗で買うしかない。メルカリで出品する人たちもいるが、割高なので要注意だ。

家の外に出られない人はこのご時世にはそこそこおられるだろうが、それだけではない。慢性的な体調不良の人(調子が悪いときの私)、脚など体の一部に不具合がある人(怪我・障害)、介護や育児で忙しい人がおられる。

本当に、現代でよかった。インフラも(まだ)生きてるし、ネットで物を売ることができる。

フリマアプリを活用して、ブログのランニングコストを低く

月々フリマアプリで30万円の利益は、かなりの無理筋だ。売り上げはたつかもしれないが。私も利益はゼロだ。赤字が縮小されるだけだから。

ブログアフィリエイトで月30万円も初めは難しい。

しかし、家にある不用品、買ったはいいがうまくつかえなかったものをフリマアプリにだしてしまえば、フリマアプリを使ってブログのランニングコスト、持ち出しが低くできるというわけである。

小さく産んで大きくはならないかもしれないが、そこそこに育てるのがブログアフィリエイトの醍醐味なのだ。フリマアプリも活用してランニングコストを下げるのがお勧めだ。

「利益を上げる目的で繰り返す」なら古物商許可が必要だ。

要注意なのが古物商許可の件だ。

ただし私は「フリマアプリで利益を上げた」ことはない。あくまでも、購入した額からは下げて売っている。

理由は、「利益を上げる目的で反復継続する」が「業として」そのものだから、利益を上げたいなら古物商許可が必要だ。

つまり、どこかから手にいれてそれを売るとする。送料手数料を除いて、手元に残った額から買値を引いてもまだ残るならば利益が上がる状態と言える。

これを繰り返すとき(反復継続性)には古物商許可求められることがあり、都道府県の警察で登録する必要がある。

メーカーや小売店等から一度でも消費者の手に渡った物品は、未使用品であったとしても古物取引法に言う「使用のために取引されたもの」と解釈されるので、未開封品であろうが、to Cで売られたものを別の人に売ることを繰り返す場合は、古物商許可が必要なので要注意だ。

最近、「パソコン転売」と言うのを聞くし、しばらく前であれば「せどり」である。これがまさしく、古物商許可が必要なので、警察で要相談。

転売目的らしい人に購入されたときには、古物商許可番号を教えてください、と聞いている。違法な転売屋としてメルカリにキャンセル通報している。

古物商許可番号があると、その古物商の営業所のある都道府県公安委員会のHP上で見ることができる。まともな人、まともな業者なら先に届出を出してるものだ。あいかわらずせどりや、パソコン転売が流行っている。昔のせどりの人たちは古物商許可の話もしていたような記憶があるが、最近のパソコン転売の人たちは、開業届の話はしても、古物商許可の話はチラリとも出てこない。情報商材を買うことを否定しないが、情報商材屋さんや紹介者(=情報商材アフィリエイター)に古物商許可について聞いた方がいい。そして、警察で古物商許可がいるかいらないか相談すべきだ。税務署での開業届はその後でいい。

今、私がやるのは、自分の使わないものを出品するだけなので、特に決まった仕入先はない(反復継続性がない)。買値よりも手元に残る額は常に低く利益を目的にしていないので、「利益を上げる目的」でもなければ「反復継続性がない」と理解している。

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